阿部サダヲ×芦田愛菜“マルモリ”以来10年ぶり共演、実写映画「はたらく細胞」で父娘役

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2024年07月04日 07:05  ナリナリドットコム

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“永野芽郁×佐藤健”による実写映画「はたらく細胞」に、人間の父娘役として、俳優・阿部サダヲ(54歳)&芦田愛菜(20歳)が出演することがわかった。2人の共演は大ヒットドラマのSP版「マルモのおきて スペシャル2014」(フジテレビ系)以来、10年ぶりだ。

このたび、第2弾キャストとして、人間の父娘役の阿部と芦田の出演が解禁。久々の共演について、阿部は「娘役の芦田愛菜さんとは久しぶりの共演で、以前は“愛菜ちゃん”って呼んでいたのですが、いまや“芦田さん”ですね(笑)。以前とは全然違っていて、とても大人になった感じがしました。昔から演技もお喋りもお上手でしたが、今回共演して、改めて感心しました。どんどんスキルが上がっている俳優なんだなと、実感しました。」とコメント。

芦田は「阿部さんと久しぶりに共演することができて、とても嬉しかったです。掛け合いのシーンでは、本当の親子のような安心感の中でお芝居をさせていただけて、すごく楽しかったです。」とお互いに再会を喜んでいる。

武内英樹監督は、阿部のキャスティングについて「原作では体内のお話だけですが、映画では体の持ち主である、漆崎親子のドラマも描くことになり、不健康な父親をコミカルに演じていただける方、ということですぐに思い浮かんだのが阿部さんでした」と語り、芦田に関しては「不健康な父を気遣うしっかり者の高校生の娘役は、かねてからこんな娘がいたらいいなと思っていた芦田さんにオファーしました。また、10年ぶりに芦田さんと阿部さんが共演して、成熟した親子像を見られたら夢のようだ、とお二人とご一緒するのを楽しみにしていました」と、二人の共演を楽しみしていたと明かす。

二人への演出について「お二人のお芝居を演出していると、昔の関係性と今の関係性がオーバーラップして、本当の親子みたいで胸が熱くなりました。芦田さんは、等身大の女子高生らしさも、父親思いのしっかり者の日胡もリアリティをもって演じてくださり、阿部さんは、そんな娘の笑顔のために全力を尽す茂を、チャーミングに演じてくださいました。細胞たちの活躍だけでなく、漆崎親子のドラマにもご期待ください」と感想を語った。
映画では「はたらく細胞」と「はたらく細胞BLACK」の2作品を原作に、シリーズ史上初となる“人間の世界”が描かれる。二人の役柄は、阿部サダヲ=“不摂生にもほどがある父”漆崎茂(うるしざきしげる)、芦田愛菜=“健康優良な女子高生の娘”漆崎日胡(うるしざきにこ)。妻を早くに亡くし、娘・日胡と二人暮らしの茂は、不規則な生活を送り、ジャンクフード・酒・たばこが大好き。茂の体内では、ブラックな労働環境に疲弊しきった細胞たちが文句を言いながらも奮闘している。一方、日胡は高校に通いながら献身的に家事も行い、不摂生な茂の健康を心配している女子高生。日胡の体内には永野芽郁(赤血球)&佐藤健(白血球・好中球)W主演コンビほか様々な細胞たちが、日胡の健康を守るため日夜はたらいている。親子なのにあまりにも環境の違う2人の体内世界の対比が、コミカルに、時にドラマティックに描写されていく。

実写化について、阿部は「体の中の細胞たちの働きが分かりやすく描かれるので、出演して非常に勉強になりました。原作漫画は大人だけでなくお子さんにも人気があると聞いていますし、映画もご家族で楽しく観ていただける作品になると思います。実は、細胞役を演じられた俳優の皆さんとは撮影でお会いすることができなかったので、どういう世界観になっているのか、完成した作品を観るのがとても楽しみです」と、共演シーンがなかった、自身の細胞たちへも期待の声をあげた。

出演オファーについて、もともと作品を知っていたという芦田は「原作は、高校で免疫の勉強をしていた時に先生から勧められて読んだことがあり、以前から知っていました。面白くてタメになるし、すごく好きな作品だったので、参加させていただけると聞いてとても嬉しかったです。細胞たちの特徴や擬人化のされ方などが知れば知るほど、あっ!そうだよな、なるほどな、と思うところがすごく多かったです」と出演が決まった際の喜びを語った。

今回発表となったキャラクタービジュアルでは、満面の笑みの茂と明るく健康的な日胡の笑顔が描かれている。それぞれの背景には劇中のキーアイテム、茂が大好きなビールと、日胡が大好きな水族館の魚が浮かんでいる。

さらに最新予告編映像では、親子のいつもの朝の食卓から、日胡の体内の世界へとカメラが移動。赤血球、白血球(好中球)コンビが印象的なセリフと共に登場。そして最後のオチは、大きいほうが漏れそうな茂がトイレに駆け込むも、まさかの満室!茂の体内(肛門)に未曽有の危機が訪れる…という場面で幕を閉じる。阿部が「一番の見せ場だと思って力を入れました」と語るこの場面は、まさに武内監督ならではの大爆笑シーンとなっている。

映画「はたらく細胞」は12月13日公開。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20240788586.html


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