『虎に翼』“寅子”伊藤沙莉、怒りの花束贈呈拒否に賛否「めちゃくちゃ共感」「あの態度はあかん…」

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2024年07月04日 13:10  クランクイン!

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連続テレビ小説『虎に翼』第69回より (C)NHK
 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)の第14週「女房百日 馬二十日?」(第69回)が4日に放送され、寅子(伊藤)が恩師でもある穂高(小林薫)への花束贈呈を拒否し、怒りをぶつける姿が描かれると、ネット上には賛否の声が集まった。

【写真】明日の『虎に翼』場面カット 穂高(小林薫)と対峙する寅子(伊藤沙莉)

 寅子は穂高が最高裁判事を退任することを知らされる。桂場(松山ケンイチ)に祝賀会を手伝ってくれと言われ、うっかり引き受けてしまう寅子。

 寅子と穂高には因縁があった。弁護士として多忙を極めていた戦中、妊娠しながらも出産ギリギリまで働きたいと考えていた寅子は、穂高から“結婚した以上、君の第一の務めは子を産み、良き母になること”と図らずもステレオタイプを押し付けられてしまう。そんな2人は戦後、司法省で再会。そこで寅子は“法曹の世界に引きずり込み不幸にしてしまった”という思いを抱えていた穂高から、家庭教師の職を紹介される。しかし彼女は「好きでここにいるんです!」と反論したこともあった。

 寅子にとって穂高は法曹へと導いてくれた恩師である一方、複雑な思いを抱える人物でもある。そんな穂高が退任記念祝賀会のスピーチの中で「昔から私は、自分の役目なんぞ果たしていなかったのかもしれない…」と寂しげに語ると、寅子は涙をこぼして怒りながら、会場を出ていってしまう。

 花束贈呈を拒否した寅子を、会場の外で桂場が「ガキ! 何を考えてるんだ!」と一喝。そして心配して会場から飛び出してきた穂高に対して、寅子は「謝りませんよ、私は」とつぶやき「先生に感謝はしますが許さない。納得できない花束は渡さない!」と怒りをぶつけるのだった。

 この寅子の行動に対して視聴者の間では賛否が巻き起こり、ネット上には「納得できない花束は渡さないで良いんだよ」「めちゃくちゃ共感できる…」「貫いてる寅子カッコイイな」などの声が寄せられる一方「穂高先生、ちょっと可哀想」「寅子のあの態度はあかん…」「寅ちゃんの怒りもわかる でも先生の歳になればわかることもある」といったコメントも相次いでいた。
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