新人レースアンバサダーが挑むRAアワード2024ルーキーディヴィジョン。グランプリに懸けるファイナリストたちの想い

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2024年07月04日 16:20  AUTOSPORT web

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レースアンバサダーアワード2024ルーキーディヴィジョン ファイナルステージに挑む10名の新人レースアンバサダー
 2024年のスーパーGTに初登場のレースアンバサダーの中から人気No.1ルーキーレースアンバサダーを決める『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024 ルーキーディヴィジョン』。ファーストステージを勝ち上がった10名が挑むファイナルステージの投票が7月2日から始まった。

 2010年から『日本レースクイーン大賞』として開催されてきた恒例の賞レースは、今年度から『レースアンバサダーアワード』に名称変更された。さらに都内に美容内科・美容皮膚科を展開する「にしたんクリニック」をタイトルスポンサーとして、また引き続き株式会社MediBangのサポートを受け『にしたんクリニック レースアンバサダーアワード2024』として開催されている。

 今年は36名がルーキーアンバサーダーがルーキーディヴィジョンにエントリー。6月1、2日のスーパーGT第3戦鈴鹿での現地投票を皮切りに6月24日までファーストステージが展開され、愛染のえるさん、奥田千尋さん、倉町はんなさん、瀬名ひなのさん、渡川ももさん、夏実晴香さん、林れむさん、平野由佳さん、藤白ちらりさん、水城かおりさんがファイナルステージに進出した。

 新人グランプリの栄冠をかけ、10人のレースアンバサダーたちはどんな思いでファイナルステージに挑むのだろうか? 7月1日にグランプリへの想いをアピールした「ギャルパラTV PR放送」で彼女たちに意気込みを聞いた。


■愛染のえる/BLUE LINK VICTORY CATS

 BLUE LINK VICTORY CATSとして活動する愛染さん。PR生配信では6番目にスピーチを行った彼女は、グランプリを獲りたいという想いが溢れ出て、スピーチでは感極まるシーンも見られた。

「(ファイナルステージに進出できて)本当に信じられないような気持ちです。ファイナリストに残るのも厳しいような状況だったと思うのですけど、ファイナル進出のためにたくさんの方が応援してくださったおかげで、ここにたどり着くことができました。本当に感謝と感動でいっぱいです」

「私はコンパニオンを1年半くらい経験していたのですが、まわりにレースクイーンをしている子が多くて、SNSを見ているうちに『レースクイーンって、こんなにカッコいいお仕事なんだ!』というのを知って、私も皆さんのようにカッコよくサーキットに立つ勝利の女神になりたいと思ったのがきっかけでした」

「アイドルデビューも控えていますし、コスプレイヤーとしても活動していて、いろんな活動をしていく予定でSNSも随時更新していきます。それも是非チェックして欲しいです!」

「ファイナルステージでは“グランプリを獲る”という目標、それひとつです。『グランプリになりたい!』という想いで最後まで駆け抜けます。


■奥田千尋/WAKO'S GIRLS

 WAKO'S GIRLSの奥田さんは、今回のPR生配信では、最後となる10番目にスピーチ。緊張する大トリの場面でも、ハキハキと自身のアピールをし、投票を呼びかけていた。

「本当に応援してくださった皆さんのおかげだという気持ちが強いです。仲の良いレースクイーンたちがたくさんいますが、なかにはファイナルステージに残れなかった方も多くみてきました。本当に想いが届いて自分がファイナリストになれるとは思っていなかったので、嬉しく思います」

「これから様々なことに挑戦していくなかで、芸能方面のお仕事をスタートし、レースクイーンのお仕事を始めました。モータースポーツを観るのも初めてでしたが、スピード感や音の迫力がすごくて、面白い世界だなと思いますし、私もカートに乗る体験もして、体にかかるGもすごかったです」

「ファイナルステージでは、もちろんグランプリを目指しています。いろんな方の想いを乗せてここまでやってきて、こうしてレースアンバサダーとしてデビューすることができました。皆さんの想いを乗せてグランプリを取りたいですし、TEAM SARDから2年連続でグランプリを獲得して、39号車をより盛り上げていけるような、先輩方のようなレースアンバサダーになれるように頑張りたいです」


■倉町はんな/フロンティアキューティーズ

 フロンティアキューティーズとして、今季レースアンバサダーデビューを果たした倉町さん。スピーチでは父がハコスカ乗りだったというエピソードを披露し、配信を観にきたファンからも大きな反応があった。

「小さい頃から飛行機や電車、車が好きでした。父親がハコスカに乗っていたので、カッコいいクルマとか爆音がすごく好きでした。お仕事的には客室乗務員という仕事を選んでやっていましたが、それをやめてモビリティショーのお仕事をやっているうちにレースクイーンをやっている子や目指している子に刺激されて『自分もやってみたい!』というふうに思いました」

「こういった表に出る仕事をまったくしていなくて、Xもこの活動が始まってから開設しました。ゼロの状態からスタートしたなかで、事務所の方や先輩方にいろいろフォローしていただいて、撮影会を重ねてファンができていきました。そこからファンの皆さんに応援していただいて、毎日励まされて……自分でもビックリしていますけど、皆さんのおかげでファイナルまで来ることができました」

「私は癒し系と言われていて、配信でも見てくれている方が寝落ちしちゃうくらい……ふわぁっとした感じで、癒しを届けられるところがアピールポイントです(笑)」

「最終目標は特別賞のメディバンネップリ賞を獲ることです。その上でグランプリにも近づくことができればなと思っています。ファンの皆さんとも団結して、最終日まで頑張ろうと思っています」


■瀬名ひなの/DUNLOP RACE AMBASSADOR

 DUNLOP RACE AMBASSADORの瀬名さんは、スピーチで得意の英語を披露するなど、自己PRをしっかりしつつ、グランプリ獲得への想いを語った。

「ルーキーディヴィジョンのキックオフ生配信やギャルパラの雑誌撮影で、仲良くしていた新人の子が多かったのですけど、その子たちがランクインしていて、良い仲間というか戦友というか……一緒にファイナリストに残れたことがすごく嬉しいです」

「私はモデルとして活動してきましたが、あまりファンの方との交流をする機会がなくて、SNSなどで“いいね”をいつも押してくださるファンの方がいらっしゃっても、実際に会ったことがないという感じでした。ファンとの交流をもっとしたいなと思ったのがレースクイーンを目指したきっかけですし、ミス湘南で一緒にやっていた子がずっとレースクイーンをやっていたので『レースクイーンをやってみたいな』『可愛い衣装を着てみたいな』と思って目指しました」

「ファーストステージをやっている時はファイナリストになることが目標でしたけど、ここまで来たからにはグランプリを目指していきたいです。私は他の子に比べて、ファンとの交流をあまりしてこなかった方だと思うので、どちらかというと少数精鋭でみんなで頑張ってファーストステージを乗り切ってきたので、ファイナルステージでは、さらに投票や応援してくださるファンの方が増えてくれればいいなと思います。毎日配信もしているので、そういうところでもっと多くのファンに私のことを知ってもらいたいです」


■渡川もも/Pacific JLOC Angels

今回、PR生配信でスピーチトップバッターを務めたPacific JLOC Angelsの渡川さん。レースアンバサダーへの想いは数年前からあり、この新人グランプリにかける熱い想いを語った。

「ファイナルステージ進出は自分の中で信じられない出来事なので、本当に嬉しいです。鈴鹿の現地投票では1日目に上位15人の名前に載っていたのですけど、2日目には落ちていて……すごく焦りました。そこで『ファイナルステージは無理なのかな』と思ったのですけど、逆にそこで気持ちが燃えて『もっとアピールしなきゃ!』となり、こうしてファイナリストに残ることができました。事務所から(ファイナルステージ進出の)電話があった時は、嬉しくて号泣しました」

「2019年にSNSでパシフィックレーシングチームのレースアンバサダーを見て憧れを持ったのがきっかけです。ただ、その時の自分に自信がなくて、オーディションを受けることができませんでした。まずは8kgダイエットをして、いろんな人から見られることをしようと思って、その時にライブ配信だったり、モデルやイベントコンパニオンの活動を始めて、昨年の冬に『今の自分ならいける!』と思って初めてオーディションを受けました」

「グランプリを目指していますが、自分の気持ちが負けていたり弱っていると、どうしても上にいけないと思うので、まずは自分の気持ちに負けないで自分を信じて、ファンの皆さんを信じて最終日まで駆け抜けたいなと思います!」


■夏実晴香/ENEOS GIRLS

 今季ENEOS GIRLSとして活躍する夏実さん。スピーチでは元気よく自身の目標やここまでの想いを話、改めてグランプリを狙うと宣言していた。

「ファンの皆様がファーストステージでとても頑張ってくれたので、本当に大感謝という気持ちです。私は幼い頃からモデルやタレントになりたいなという夢があって、20歳の時に上京しました。そこで様々なオーディションを受けるなかで、レースクイーンというお仕事に接する機会に恵まれました。モデルとしての側面も持ちつつ、グラビア系の仕事にもつながるので、レースアンバサダーを目指すきっかけになりました」

「ファンの方の中には、私はグラビア色が強いので、スタイルの良さという部分で認識してくださっていると思いますが、スーパーGTのレースや今回の賞レースを通して私の内面的なところも皆さんに知ってもらう機会になると思います」

「あと私はけっこう一途で、想いの強さみたいなところは人には負けないかなと思っています。SNSの更新も一途に頑張ったからこそある結果だと思っています。それって、こういうファンの接する機会がないと伝わりきらないと思うので、今回もそういうきっかけ作りになればなと思います」

「私はグランプリしか見ていないです。そこまでメンタルが強いわけではないので緊張もしますけど、それが当たり前だと思って、しっかり頑張りきりたいなと思います」


■林れむ/マツモトキヨシキューティー

 マツモトキヨシキューティーとして活躍する林さん。最近は自分の話たいことを暗記してスピーチに臨む人が多い中、林さんは「話したいことがいっぱいあるから」と、話すことを記した大きな紙を取り出し、しっかりとアピールしていた。

「ファーストステージ通過の連絡を受けた時は、正直実感が湧かなかったです。嬉しい気持ちはもちろんありましたけど、最初は『本当に残ることができたんだ』と信じられない気持ちでした。一緒に挑んだレースアンバサダーの中にも魅力的な人が多かったので、私自身は自信がなくなりそうになった時もあり、ファイナルステージ進出はなおさら嬉しかったです」

「レースアンバサダーになりたいと思ってから、勉強のために行った東京オートサロンでの日本レースクイーン大賞の表彰式を見て『こんなにすごいお仕事があるんだ!』と思って、改めてレースアンバサダーになったら新人賞に挑戦しようと決めていました」

「ファイナルステージに向けては、グランプリを目指してやれることは全部やろうと思っています!」


■平野由佳/R'Qs Attendant

 R'Qs Attendantの平野さん。小さい頃から芸能界に憧れ、アイドル活動をしたり現在はRIZINガールも務めている。もちろん、今回のファイナルステージにかける想いも人一倍強い。

「ファンの方々が一生懸命に頑張ってくれて、私をファイナルに進めたいという気持ちがあったからこその結果だと思いますので、そのファンの方の気持ちと一緒に、ファイナルステージも最後まで挑戦していきたいと思います。ファーストステージでは、チームや事務所の期待も大きかったので、いろいろな思いが詰め込まれすぎて『うわぁ!』ってなりそうな時もありましたけど、この新人賞は一生に一度きりなので、楽しんで頑張りたいと思います」

「サーキットで輝くレースクイーンの方々がすごく魅力的で綺麗で……『私もああいうふうになりたい!』『ひまわりのような存在になりたい』と思ったことがきっかけですが、現場でのお仕事は思った以上に大変なところもありますけど、終わったあとの達成感がすごく良いです」

「私の声はけっこう特徴的なので、話をするとけっこう皆さんの印象に残りやすいのかなと思います。実際に会うと『写真よりも可愛い!』と褒めてくださるファンの方も多いので、直接会って仲良くなって、一緒にサーキットでの楽しい時間をともにしたいなと思います」

「人生一度きりのレースアンバサダーアワードのルーキーディヴィジョン、絶対にグランプリを獲りたいです」


■藤白ちらり/R'Qs Attendant

 R'Qs Attendantで活動する藤白さん。もともと両親の影響でモータースポーツに興味を持ち、今年スーパーGTのレースアンバサダーデビューを果たし、今回のルーキーディヴィジョンもファイナルステージに進出した。

「ファーストステージではいろいろなストーリーがあって大変だったのですが、なんとかファイナルステージに上がることができて、すごく感慨深い気持ちがあります」

「父がすごくモータースポーツが大好きで幼少期からサーキットに連れて行ってもらいました。レースクイーンの方々の煌びやかな笑顔に憧れて自分も目指そうと思ったのがきっかけです」

「もともとグラビアをメインで活動していて“チラリズム”からとった“ちらり”という名前なので、覚えやすいかなというのがポイントです。あと、私はずっと茶道をやってきて得意なので、グランプリを獲ったら茶道のオフ会も開催しようかなと思っています。日本の文化も世界に届けられるようなレースアンバサダーになりたいなと思っています」

「ファイナルステージの期間は短いのですが、その中でも自分のできることはやろうと思っています。具体的には毎日の配信とか、決起会とか……やれることは何でもやってグランプリを獲りたいです」


■水城かおり/Pacific Fairies

Pacific Fairiesの水城さん。スピーチでは言葉が詰まってしまい、想いを伝えきれなかった部分があったようにも感じられたが、全力で最終日まで駆け抜けるという意気込みは十分にあるようだ。

「私は芸能歴も短くて、サーキットでの活動も今年が初めてですが、まさかファイナリストに残れるとは思っていなかったので、まずは驚いているというのが素直な感想です。ファーストステージでは、まわりの状況が本当にわからないまま進んでいたところがあったので、不安というよりも『どうなるんだろう?』というなかで日が進んでいきました。今はとにかく信じられない気持ちです」

「SNSで今活躍されているレースアンバサダーの姿をみて憧れを持ったのがきっかけでした。本当にそれだけの理由でしたけど、事務所に入ることができて今年こうしてPacific Fairiesとして活動できていることが夢のようです」

「実際にやってみると、立っている時間が長いので、こんなに足が痛くなるとは正直思っていなかったですし、常にみんなに見られながらのお仕事することになるので、楽しい気持ちがある一方で大変な部分があるなと実感しています。でも、すごく充実して楽しみながら活動させてもらっています」

「いつも応援してくださっているファンの方々に支えられているので、感謝の気持ちを忘れずにファイナルステージも頑張っていきたいです。グランプリは目指したいですけど、“成るようになる”と思っています。まずは感謝の気持ちを大事にしたいので、応援してくださる方々がいることを忘れずに頑張ります!」


 ファイナルステージの投票は7月11日まで。7月14日に開催される「ギャルパラ七夕祭り」でグランプリが発表される。例年以上に、それぞれがグランプリにかける想いが強いシーズンとなっているなかで、果たして誰が栄冠を掴み取るのか。最後の瞬間まで目が離せない。

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