宝塚歌劇団は4日、6月20日に約9カ月ぶりに上演を再開した宙組公演の次作本拠地作を発表した。2025年幕開け作になる。
作品は「宝塚歌劇百十周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』」(作・演出=大野拓史氏)「ジャズ・スラップスティック『Razzle Dazzle(ラズル ダズル)』」(作・演出=田渕大輔氏)。兵庫・宝塚大劇場で来年1月1日〜2月2日、東京宝塚劇場で同3月15日〜4月27日の上演を予定する。
主演は、宙組トップ芹香斗亜、同トップ娘役春乃さくら。
「宝塚110年の恋のうた」は、今年5月から上演予定だった劇団創立110周年の記念作ショーだったが、昨年9月末の宙組団員の急死を受けて、上演延期となっていた。
「Razzle Dazzle」は、1950年代のロサンゼルスを舞台にした“ハートフル・コメディー”。幼い頃に両親を亡くし膨大な財産を相続したレイモンドが、映画スターを夢見てハリウッドへ来た娘キャロルと出会い「真実の愛に」気づく姿を描く。作・演出は昨年9月に開幕したが、上演2日で取りやめとなった「PAGAD(パガド)」を手がけた田渕氏が担う。
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