インパルス板倉“はねトび”時代の葛藤、ロバート秋山と裏で「ずっと話していた」こと

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2024年07月05日 05:57  ナリナリドットコム

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お笑いコンビ・インパルスの板倉俊之(46歳)が、7月5日に放送されたトーク番組「千原ジュニアのヘベレケ」(東海テレビ)に出演。「はねるのトびら」時代の葛藤について語った。

今回番組で共演した、広告代理店の正社員と芸人の二足の草鞋で活動していたラランド・サーヤについて、板倉は「(サーヤは)ちゃんとした社会を知ってる方。芸人って社会知らずになるじゃないですか。だから我慢っていうことがあまりない。本当もう40過ぎたぐらいで、『あ、そうか。テレビ局って会社なんだよな』っていうのが分かってきて。仕組みを全く理解してなくて。だから数字(視聴率)が…追いつかないと(番組が)終わらせられるとかいうことにも、『なんで? 面白いことやってたらいいじゃん』とかって本気で思っちゃった。20半ばとか。社会を知らないから。めちゃめちゃでしたね、言ってることが。『面白いことやり続けて、数字取れなくて終わるんだったらしょうがないっしょ』みたいなこと平気で言ってました」と若い頃を振り返る。

また、デビュー4年目くらいに、深夜枠でスタートしたバラエティ番組「はねるのトびら」(2001年〜2012年/フジテレビ系)について、「コントみたいなのをいっぱいやってた時に、すごい若者たちに絶賛されて。そこからどんどん(放送)枠が良い時間になればなるほど、(内容が)マイルドになっていくわけですよ。その時に、やっぱ葛藤がありましたね」と語る。

具体例のひとつとして「流れてくる寿司を、取れるか取れないか(※大人気コーナーだった『回転SUSHI』)」を挙げると、サーヤは「めちゃくちゃ見てました、小学生の時。キャーキャー言って見てました」とコメント。板倉は「そうなんだ! 俺は流れてくる寿司、取れるか取れないか、どうでもええわ!と思ってた。だから(ロバートの)秋山と僕がずっとそういう話しちゃってて、裏で。『これ、何のためやってるの?』みたいな」と、大人気コーナーに出ていた演者としての裏側を明かす。

しかし、「今考えたら、(小学生の頃のサーヤのように)いろんな層が見てるんだから、分かりやすいことをするって当たり前のことを理解してなかったですね、僕は」「それはそれ、って分けるしか本当はなかったんですよね、今振り返れば。それはそれ、で、深夜のやつ(コントなど)はそれって分ければ良かったんだけど、全部自分であろうとしちゃったのが僕の失敗」と反省した。

そんな板倉に、千原ジュニアは「『こんな板倉もどうですか?』ができないからね」と頷き、板倉は「どっかで、深夜とかネタとかで評価してくれた人たちの顔がずっとチラついてて。『うわ、板倉あんなのやり出した』って思われてんじゃねえかな…みたいな、気にしちゃうんですよ。『おいしい〜!』とか言ってるのを見られるのが恥ずかしいっていうか。やんなきゃいけないのは分かってるんですけど、やったら、『いや〜あんなにコントやったヤツがそれもやるんだ』みたいな風に、勝手に自分でこう監視カメラつけちゃって」と語った。


元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20240788609.html


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