HiHi Jets猪狩蒼弥「先生の白い嘘」映画公開の意義に持論「娯楽という意味で消費するということではなく」

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2024年07月05日 22:19  モデルプレス

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モデルプレス

目にかかる髪がクールな猪狩蒼弥(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/07/05】HiHi Jetsの猪狩蒼弥が5日、都内で行われた映画『先生の白い嘘』(同日公開)初日舞台挨拶に出席。同作への思いを明かした。

【写真】「先生の白い嘘」監督が謝罪

◆「先生の白い嘘」インティマシーコーディネーターの要望拒否を謝罪

4日に「ENCOUNT」にて公開された三木康一郎監督のインタビューでは、同作にて奈緒からインティマシーコーディネーターを入れる要望があったうえで、「間に人をいれたくなかった」とインティマシーコーディネーターは起用せずに撮影したと明かしており、ネット上で物議に。今回の舞台挨拶の冒頭ではプロデューサーの稲垣竜一郎氏が登壇し、製作委員会からのコメントを代読するとともに当初の状況を説明、三木監督も頭を下げて謝罪した。

◆猪狩蒼弥、作品に携われたことに感謝

同作の公開に合わせて、もう1度改めて原作を最終巻まで読み直したという猪狩は「この作品に携わって責任が伴うっていうのは、この作品に限った話ではないと思うんですけど強く感じました」と率直な気持ちを吐露。

続けて「それと同時にエンターテイメントっていうのは、割とゆとりのある人に対してもっと楽しい人生にするプラスアルファを提供するっていう意味合いがものすごく強いと思いますし」と話しつつ「その反面というか、もう1つの顔として普通に生きてたら目を向けないところに切り込んでいけるっていうのもエンターテイメントの特権だなと、改めて漫画を拝見して思いました」と自身の考えを明かした。

また「関係ない人は目をそらしたくなってしまうテーマですけど」と触れつつ「それをある種1個エンターテイメントという素材で本来触れなかった方に届けられるというのは、 自分はこの職業につけて本当に良かったし、責任を持ってそれを娯楽という意味で消費するということではなく、しっかりと誰かに届けるという熱い思いを持ってこの作品に挑めたことを本当に嬉しく思いました」と同作に関われたことへの感謝を口に。

猪狩は「関係ないではなく、何かしてあげられることはないかと。その答えはきっとないんだけど、それを少しでも多くの方に感じていただけたらすごく嬉しいと思える作品です」と語り「皆さまにぜひ見ていただきたいですし、いろんな方の目に届くようにこれからも僕自身も頑張っていくので。この作品に携われたことを本当に感謝しています」と述べた。

◆奈緒主演「先生の白い嘘」

原作は漫画の連載が開始されるや否や、その衝撃的な内容が口コミで広がり、累計部数100万部(全8巻/デジタル版を含む)を突破した同名漫画。誰もが目を背けたくなるような歪んだ感情を、痛々しくもリアルに描き切った渾身の一作を禁断の実写映画化。男女の性差に翻弄され葛藤する本作の主人公・原美鈴(はら・みすず)を奈緒が演じ、猪狩は美鈴の担任するクラスの生徒・新妻祐希を演じた。

なお、舞台挨拶には奈緒、猪狩のほか、三吉彩花、風間俊介、三木康一郎監督も出席した。(modelpress編集部)

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