マンC守護神エデルソンの獲得を狙うアル・ナスル…提示した週給は現在の4倍以上となる約1億9000万円？

　マンチェスター・シティに所属するブラジル代表GKエデルソンに、アル・ナスルが巨額オファーを提示しているようだ。6日、イギリス紙『デイリー・スター』が伝えている。

　現在30歳のエデルソンは、2009年にサンパウロの下部組織からベンフィカに加入し、2011年からポルトガルのクラブを転々とした後、2015年6月にベンフィカへと復帰した。2017年5月にはマンチェスター・シティに完全移籍すると、積極的なスタイルと正確なロングフィードを武器に世界トップクラスのGKへ成長。加入してからの7年間で公式戦332試合に出場しながら、クラブのチャンピオンズリーグ制覇や5度のプレミアリーグ優勝に貢献してきた。

　マンチェスター・シティとの契約を2026年6月まで残すエデルソン。しかし、以前から同選手に対してはサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・ナスルが関心を寄せていると報じられており、今夏の去就には大きな注目が集まっている。

　そんななか、同紙はアル・ナスルがエデルソン獲得に向け、現在受け取っている給与の4倍以上となる、週給90万ポンド（約1億9000万円）のオファーを提示していると報道。マンチェスター・シティが守護神の慰留を目指していると主張したものの、今回のオファーと同規模の昇給は不可能との見方を示した。

　また、現行契約が2年間残っているため、マンチェスター・シティが5000万ポンド（約103億円）の移籍金を要求すると指摘。移籍が実現した場合、「世界で最も裕福なサッカーリーグにとって新たな大きな成功となり、ペップ・グアルディオラ監督にとっては大きな後退となるだろう」と説明している。