山下健太が好調キープで午前最速。ルーキーの木村、平良もアタックで躍動/SF富士テスト

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2024年07月08日 12:50  AUTOSPORT web

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セッション3で最速タイムを記録した山下健太(KONDO RACING)/2024スーパーフォーミュラ富士公式テスト
 7月8日、7日から引き続き富士スピードウェイで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権のインシーズンテスト。セッション3は山下健太(KONDO RACING)が最速タイムを記録し、2番手には岩佐歩夢(TEAM MUGEN)、3番手に佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)が続いている。

 1日目の走行で得た内容をもとに行われていく2日目のセッション3は、気温は29度、路面温度は37度で初日よりも日差しは強くはないものの湿度が高いコンディションとなった。

 参加ドライバーについては、テスト前に55号車のドライバー変更を発表したTGM Grand Prixが初日は大津弘樹に変わり、大草りきがステアリングを握った。ITOCHU ENEX TEAM IMPULは、セッション2で車両とドライバーを交換して走らせたが、セッション3では19号車は平良響、20号車は国本雄資に戻している。

 9時30分のセッション開始とともに大湯都史樹(VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING)以外の20台が一斉にコースイン。開始15分ころまでには、各車一度ピットに戻って確認を行い、以降はコース上のエンジン音が途切れることなく精力的に走行が続いた。

 30分が経過したところで、坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分23秒317でトップタイムを更新。太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)はホームストレートを定速で走行しながら周回するなど、各々のプログラムを消化していく。

 折り返した1時間過ぎに岩佐が1分23秒155でトップタイムを記録、このタイミングでアタックをかけた平良が3番手、木村偉織(San-Ei Gen with B-Max)が4番手を記録するなど、ルーキーも好タイムを刻んでくる。

 残り10分には最終アタックの準備へ。ほぼ全車がピットに戻り、残り5分のタイミングで各車コースへ向かった。各車続々と自己ベストタイムをマークしていくなか、このアタック合戦では新品タイヤを入れた山下が1分23秒099で、初日総合トップの牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)より0.145秒速いタイムでトップに立った。

 富士スピードウェイで開催されている2024スーパーフォーミュラ富士公式テストの2日目は、この後13時30分から最後のセッション4が行われる予定だ。
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