限定公開( 21 )
SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回は、2024年1月にX(Twitter)で話題になった「お父さんの秘密基地の一部始終」について、投稿者の「エンジニアの猫」さんにお話を聞きました。
●押し入れに秘密基地を作った→2時間後には……
話題になったのは、エンジニアの猫さんが自宅に「秘密基地」を作ったという投稿。クローゼットの中にこたつやPC、お気に入りのゲームや漫画などを持ち込み、1人の時間を満喫できる居心地の良さそうな空間を作り上げました。
ところが完成した2時間後には2人の娘さんにその存在がバレて、あっという間に秘密基地は占拠されてしまったそうです。ああ、大人のロマンが……!
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そして4年後には、秘密基地は完全に娘さんたちに奪われ、もはや「秘密」ですらないような状態に。押し入れの外に増設された新しいこたつで、娘さんたちはアニメを見たりお絵描きしたりしてくつろいでおり、すっかり家族の憩いの場となっている様子です。こんなはずじゃなかったのに……! でも、これはこれで幸せな展開かもしれませんね。
トホホな展開ながらもほのぼのとした親子の日常に、Xでは「即見つかってる」「跡形もなくなってて草」「『みんなの共同スペース』と提案されてから奪われるまでが目に見えるよう」「また新たなる根城を探さなきゃ……」「これが家庭を持つってことか」などたくさんの反響が寄せられました。
ねとらぼ編集部では、秘密基地が奪われたときの心境や、秘密基地の現在の様子について聞きました。娘さんたちは、今もパパの秘密基地を占領しているのか――?
●部屋を奪われたときの感想は「やっぱりこうなったかー!」
――「2時間後に見つかり、4年後に奪われる」という流れに笑ってしまいました! この秘密基地を作ろうと思った最初のきっかけや経緯について教えてください
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エンジニアの猫さん: 昔から休日は娘たちと1日一緒に過ごしているのですが、そのおかげかすっかり娘たちはパパっ子に育ってしまい、どこに行ってもついてくるんです。そこで、ふと1人きりになれる空間が欲しくなったのが、この部屋を作ろうと思った理由です。
――秘密基地を作ったときに、こだわった点や苦労したことがあれば教えてください
エンジニアの猫さん: 当初のコンセプトは、「夏は涼しく冬は暖かく、好きなゲームに没頭できる、椅子から立たずに必要なものに手が届く小部屋」にすることでした。部屋を作っている最中はワクワクしていたので、特に苦労は感じませんでしたね。
――秘密基地が娘さんたちのお気に入りになってしまったときはどう感じましたか?
エンジニアの猫さん: 「あー、やっぱりこうなったかー!」と思いましたね。当初のコンセプトは達成できずちょっと悲しかったですが、反面うれしくもありました。
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――投稿がバズった際の心境について教えてください。リプライで寄せられた反応で、印象に残っているものはありますか?
エンジニアの猫さん: 多くの反応があって驚きました。壁に設置した棚にペッパーソースが置いてあることに興味を持つ人が結構いたり、部屋の上に並んでいる漫画『行け! 稲中卓球部』に反応している人がいたりと、予想外で面白かったです。
――その後、この秘密基地はどうなっているのでしょうか。娘さんたちは現在もここでくつろいでいますか?
エンジニアの猫さん: 今でも娘たちは毎日、学校が終わるとこの部屋で宿題をやったりゲームをしたりしてくつろいでいますね。そろそろ長女が大きくなってきたので、長女向けの秘密基地を作ってあげようかと考えているところです。
画像提供:エンジニアの猫さん
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