加藤茶、ザ・ドリフターズ60周年で志村けんさん偲ぶ「いい相方を亡くしました」

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2024年07月18日 09:58  ORICON NEWS

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志村けんさんを偲んだ加藤茶(C)ORICON NewS inc.
 2024年に結成60周年を迎える、日本が誇る国民的グループ「ザ・ドリフターズ」の加藤茶(81)、高木ブー(91)が18日、東京・松坂屋上野店で行われた『結成60周年記念 ザ・ドリフターズ展 〜発掘!5人の笑いと秘宝たち〜』のオープニングセレモニーに登壇した。

【写真】いつまでもお元気で…!元気な姿をみせた加藤茶と高木ブー

 ひと足早く内覧を終えた加藤は「こんなにいっぱいあると思いませんでした。私たちにわからないように随分儲けたんだなと思いました」とニヤリ。高木は「若い時の写真があって。あれ見ると若かったなと思いますね」としみじみと振り返った。

 04年に死去したいかりや長介さん(享年72)、00年に死去した荒井注さん(享年71、1974年に脱退)、22年に死去した仲本工事さん(享年81)、20年に死去した志村けんさん(享年70)といったメンバーの足跡も展示されている。

 思い出を問われると加藤は志村さんとの名作コントの階段落ちを挙げた。「アドリブなんですよ」と明かし、本番前に少しだけ打ち合わせをしただけで爆笑をさらった。加藤は「いい相方を亡くしました」と偲ぶ。「ボケても必ずツッコんでくれる。気持ちいいんですよ。あいいうコントはできなくなっちゃいましたね」と古き良き日を懐かしんでいた。

 同展ではザ・ドリフターズ60年にわたる偉大なる功績を大公開する。音楽バンドとしてのスタートから、国民的コメディアンとして頂点に立った5人の歴史を、「バンド紀」「お笑い紀」「永遠紀」としてひもとくとともに、ドリフ関係者から発掘された貴重なお宝資料を展示。さらにドリフ史に残る厳選コントも公開。エンターティナーとしての“笑い”への飽くなき情熱を一堂に紹介する。

 「どこかに必ず眠っているはず」と言われていた加藤茶伝説の『ハゲかつら』初号機がついに発掘された。日本バラエティ史における国宝級小道具ともいうべきこのヅラを本邦初公開。他にもドリフのコントに欠かせない小道具も展示する。さらには加藤茶のギャグ「ぺッ」を、なんと本人から直接型取りし、その復元像を公開する。

 また多くの人々に愛された5人と、一緒に写真を撮れる特別なフォトスポットが登場。象徴的かつフォーマルな彼らと、貴重な1枚を撮れる機会となっている。さらに、会場設置のQRコードを読み込み、撮影すると雷様のコント内に自分が登場し、世界に1つだけのショットを手に入れることができる。ドリフの懐かしい数々の写真がモザイクアートとなって撮影できるフォトスポットも登場する。

 きょう18日から8月5日まで。その後、新潟伊勢丹で8月7日〜21日、大阪・阪神梅田本店で10月30日〜11月11日の期間で開催する。

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  • 「最近のお笑いは品がない。その点ドリフは良質な笑いで〜」とお笑い通を気取って言う奴がたまにいるよね。良質て(笑)ドリフこそ品が無いわ。
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