阪急電鉄1000系「トムとジェリー号」報道公開、沿線観光名所も装飾

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2024年08月22日 22:01  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
阪急電鉄は22日、平井車庫にてラッピング列車「トムとジェリー号」の報道公開を行った。同社は2015年からさまざまな人気キャラクターとコラボ企画を展開しており、今年は世代を超えて愛される『トムとジェリー』とコラボすることになった。


「トムとジェリー号」は宝塚線、神戸線、京都線に各1編成を配属。宝塚線と神戸線は1000系、京都線は1300系を使用し、8月23日から運行開始する。報道公開では、宝塚線で運行予定の1000系1001編成がお披露目された。



ラッピングのデザインは、1両目(大阪梅田方)と8両目(京都河原町・宝塚・神戸三宮方)が各線限定デザインに。『トムとジェリー』のキャラクターとともに沿線の観光名所が装飾されており、宝塚線の「トムとジェリー号」では箕面大滝や宝塚大劇場の階段などが見られる。


ヘッドマークのデザインは京都線、宝塚線、神戸線だけでなく、各編成の1両目と8両目でも異なる。先頭車に『トムとジェリー』のキャラクターのぬいぐるみも添乗。ぬいぐるみのデザインは各線ともに共通だが、1両目と8両目で異なっている。

車内は中吊りポスターやドア横ポスターなど、あらゆるところで『トムとジェリー』が見られる。各線の編成ごとに限定ステッカーも貼付され、宝塚線ではドア下に限定ステッカーが貼られてあった。「トムとジェリー号」の運行ダイヤは阪急電鉄のサイト内「沿線おでかけ情報」に掲載される。


今回、阪急電鉄以外にも、能勢電鉄の3編成でそれぞれデザインの異なるヘッドマークを掲出。「ジェリー号」(5124編成車)と「タフィー号」(5142編成車)で『トムとジェリー』の車内展示も行う。能勢電鉄にとって、阪急電鉄のコラボ企画への参加は初で、阪急電鉄側から誘いがあったという。阪急バスでも伊丹営業所、千里営業所に所属する各1台にラッピングを施す。



報道公開の当日、トムとジェリーも登場し、「トムとジェリー号」との撮影が行われた。コラボを企画した阪急電鉄えきまち事業部の占部里奈氏は、『トムとジェリー』を選定した理由について、「トムとジェリーの何気ない笑いや喜びが、笑顔いっぱいで沿線を楽しんでいただきたいという阪急電鉄の思いと通ずる点がありました」と説明した。


コラボ企画の期間は2025年3月27日まで。マルーンカラーの制服を着たトムとジェリーのぬいぐるみをはじめ、コラボレーショングッズを9月11日から阪急電車グッズ公式オンラインショップ「HANKYU DENSHA SHOP」等で販売。阪急阪神ホテルズの直営5ホテルとエキ・リテール・サービス阪急阪神の駅ナカ・駅チカ一部店舗にて、9月4日からコラボレーションフードも販売される。(新田浩之)

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