AppleのマエストリCFOが2025年1月に退任へ

　米Appleは8月26日（現地時間）、10年間同社のCFO（最高財務責任者）を務めたルカ・マエストリ氏（60）が2025年1月に退任すると発表した。退任後はティム・クックCEO直属のコーポレートサービスチームの責任者として、情報システムとテクノロジー、情報セキュリティ、不動産と開発を統括する。

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　後任は、2013年6月入社で財務計画・分析担当副社長を務めるケヴァン・パレク氏（52）。同氏は米General Motorsや米Thomson Reutersで幹部を歴任した。

　マエストリ氏は2013年3月に財務担当副社長として入社し、2014年にピーター・オッペンハイマー氏の後任としてCFOに就任した。Appleの前は米XeroxとフィンランドNokia Siemens NetworksのCFOを務めていた。

　クック氏は「ルカは長期にわたりAppleの経営において素晴らしいパートナーだった。財務実績の改善と推進、株主との関わり、Appleのあらゆる部門に財務規律を浸透させるのに重要な役割を果たしてきた」と語った。