3ピースで1セットのスリッポンが登場、「ベルルッティ」継ぎ接ぎコレクション全16型を発売

　「ベルルッティ（Berluti）」が、新作コレクション「ラピエセ・ルプリゼ（Rapiécé Reprisé）」を発売する。ベルルッティ銀座店、麻布台ヒルズ店、阪急メンズ大阪で9月上旬から順次取り扱いを開始する。

　同コレクションは、「過ぎていく時の美しさを捉え、よりいっそう優れた形に再生産する」ことがテーマの2024年秋冬シーズンに始動した限定ライン「ベルルッティ・エディション（Berluti Editions）」から展開。メンズシューズやバッグなど全16型を用意する。1800年代初頭の貴族が身につけるジャケットに残る修繕跡やパッチからインスパイアを受け、継ぎ接ぎパッチデザインをコレクション全体にあしらっている。

　シューズは、スリッポンローファー（61万6000円）とローファー（44万2200円）、オックスフォードシューズ（44万2200円）、モンクストラップシューズ（45万9800円）、ブーツ（47万7400円）の計5型をラインナップ。スリッポンローファーは1個の左足と2個の右足、計3ピースをセットで用意し、右足はパッチの有無を選択できる仕様となっている。パッチのステッチは、シューズアッパー全体を横切るカーブデザインを施し、ワックス綿糸で手作業によって縫い合わせた。

　バッグは、「トゥジュール」（60万5000円）と「トゥジュール ミニ」（64万9000円）、「エミーオ」（89万1000円）、「アンジュール」（83万500円）、ニノ（83万500円）を展開。小物は、ポーチ「テルシオ」（42万4600円）、ウォレット「イタウバ」（28万8200円）と「マコレ」（18万3700円）、カードケース「インブイア」（14万6300円）、ベルト「クラシック」（15万4000円）を揃える。いずれのアイテムにも、コレクションの継ぎ接ぎパッチデザインを落とし込んだ。