元東北楽天ゴールデンイーグルス監督の田尾安志氏が、自身のYouTubeチャンネル『TAO CHANNEL』を更新。27日の試合でローワン・ウィック投手に激怒した横浜DeNAベイスターズ・三浦大輔監督を称賛した。
■27日のDeNA対阪神を振り返る
田尾氏が27日に横浜スタジアムで行われた横浜DeNAベイスターズ対阪神タイガース戦を振り返った今回の動画。
試合は序盤から打撃戦に。同点で迎えた3回裏、DeNA宮崎敏郎選手がタイムリーを放つなどして勝ち越し。6回を終わって5対2とリードする。
7回表、DeNAは2番手のウィック投手が連続四球とヒットでノーアウト満塁のピンチを招く。三浦監督はここでピッチャーを交代。1点差まで迫られるも、佐々木千隼投手がしのいで、リードを守り抜いた。
その後はオースティン選手、筒香嘉智選手、牧秀悟選手らがタイムリーを放つなどして差を広げ、10対4で勝利。CS進出に一歩前進した。
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■ウィック投手の行動を疑問視
試合を振り返った田尾氏は7回表に言及。
ウィック投手がピンチを迎えたところで、交代を決断した三浦監督が球審からボールを受け取りマウンドに向かうと、同投手がなにかを叫ぶなどして、拒否する姿勢をあらわに。これを見た三浦監督が激怒し、厳しい表情で一喝したのだ。
田尾氏は同投手の行動について「『Why？』と言ったようなんですが。なんでって、あんたが1つもアウトを取っていないということなんです」と疑問視した。
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■三浦監督の対応を称賛
三浦監督が一喝したことを田尾氏は「三浦監督はこれはもう強い態度で、『代われ』という感じでしたね。 監督の言うことに対しては、従ってもらわないとチームとして成り立ちませんので。 三浦監督は本当に素晴らしいなと思いましたね」と称賛する。
続けて「ああいう態度をとった選手に対しては、たぶんゲームが終わった後に通訳を通して、話し合いをするんではないかなと思いますね。『そういう態度を取るな』ということと、あのゲーム展開のなかでの四球四球ヒット。 それを棚に上げて『なんでこんなとこで代えるんだ』っていうような態度はおかしい」と指摘。
そして「これはしっかりと、言い聞かせないといけないなっていうところでしたね。そういうところをきっちりやれたと思います」と持論を展開した。
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■温厚な三浦監督の激怒シーンに驚きの声
普段は温厚で優しいイメージのある三浦監督。指揮官となってからもつねに冷静で、感情を表に出すことは少なかった。
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ところが今回交代を拒否する意思を示したウィック投手には、目を大きく開け、一喝。そして同投手の腰を押し、マウンドから降ろした。
この行動にはSNS上でも支持する声が多く、「こんなに怒っているのは初めて見た」「現役時代もここまで怒ったところは見たことがない」「番長をキレさせるなんて…」と驚くファンも多かった。
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■田尾氏が三浦監督の行動を称賛
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（文／Sirabee 編集部・佐藤 俊治）
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