去就注目のオシムヘン、サウジのアル・アハリ移籍で決着か…年俸約64億円の4年契約締結へ?

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2024年08月30日 17:56  サッカーキング

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去就に注目が集まるオシムヘン [写真]=Getty Images
 ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンのサウジアラビア移籍が濃厚となったようだ。30日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。

 現在25歳のオシムヘンはヴォルフスブルクやシャルルロワ、リールを経て、2020年夏にナポリへ完全移籍で加入した。初年度からセンターフォワード(CF)の主軸として活躍し、ここまで公式戦通算133試合の出場で76ゴール18アシストをマーク。2022−23シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王に輝き、33年ぶり3度目のスクデット獲得に大きく貢献した。

 ナポリと2026年6月末までの契約を締結しているオシムヘンだが、今夏にはチェルシーやパリ・サンジェルマン(PSG)を筆頭に数多のメガクラブからの関心が明らかに。しかし、契約解除金の1億3000万ユーロ(約209億円)に匹敵する移籍金を提示するクラブは一向に現れず。ナポリは要求額の引き下げやレンタルでの放出も検討したようだが、いずれのクラブとの交渉も合意に達することなく、移籍市場最終盤を迎えていた。

 去就が不透明となっていたオシムヘンだが、現在はサウジ・プロフェッショナルリーグに所属するアル・アハリ加入の可能性が高まっているという。報道によると、同クラブとナポリとのクラブ間交渉は最終段階に到達しており、取引成立が目前に迫っているとのこと。移籍金は固定費8000万ユーロ(約129億円)にボーナスを加えた金額になると見られている。なお、アル・アハリ加入に際し、オシムヘンは2028年6月末までの4年契約を締結し、年俸として4000万ユーロ(約64億円)を受け取ることになるようだ。

 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、アル・アハリとナポリがオシムヘンの移籍に関して完全合意に達したと指摘。なお、選手側が交渉の際に要求していた契約解除条項も盛り込まれ、その金額は1億ユーロ(約160億円)を下回る見込みだという。クラブ間での取引は完了しているため、残すところはオシムヘン本人の決断のみとなっているようだ。

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