アーセナル、新加入のメリーノが肩の負傷で数週間離脱へ…最初のトレーニングで軽度の骨折か

　アーセナルは30日、クラブ公式サイトで今夏に加入したスペイン代表MFミケル・メリーノの負傷を発表した。

　前所属のレアル・ソシエダでは中盤の主軸として活躍し、公式戦通算242試合の出場で27ゴール30アシストをマーク。昨シーズンは欧州5大リーグで最多のデュエル勝利数（326）を記録したというメリーノは21年ぶりのプレミアリーグ制覇を目指すアーセナルにとって待望の中盤の補強選手となっていた。

　そんなメリーノだが練習中に肩を負傷。同クラブを率いるミケル・アルテタ監督はメリーノが数週間離脱する見込みだと説明した。

　アルテタ監督は「本当に不運だった。彼にとって最初の練習だった。我々は（メリーノの加入に）とても興奮していたし、彼はとても調子が良さそうだった。しかし彼が着地した際に、ガビ（ブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイス）が彼の上に乗っかる形になった。そして、軽度だが骨折してしまったようだ」と怪我に至る経緯を説明した。

　続けて「復帰までどれくらいの時間が必要か確認する必要がある。彼はとても痛がっていた。我々は更に検査をしてより確かな情報を伝えることになるだろう」とケガの状態を調べるためより詳細な検査を行うことを説明した。