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卓球の東京五輪混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏が10日、TBS系「ひるおび」(月〜金曜午前10時25分)に出演し、パワハラ疑惑などで告発された斎藤元彦兵庫県知事(46)について言及した。
日本維新の会は9日、斎藤氏の辞職と出直し選挙を求める申し入れ書を服部洋平副知事に提出した。県議会最大会派自民党など他の全会派は12日に辞職要求する予定だが、斎藤氏は「真摯(しんし)に受け止めている」としつつ、これまで通り「県政を前に進めたい」と続投を表明した。
水谷氏は「ここまでいろんな方が辞職を要求しているのであれば重く受け止めるべき」とした。続けて「斎藤知事の『自分の道は自分で決める』という発言は正しいですけど、このような特殊な場合じゃない時に言うべき。今はこのような状況下ではまず周りの意見をしっかり聞いて、周りのために行動するのが大事になってくると思う」と持論を述べた。
就任から3年の斎藤氏の知事としての実績や手腕には「優秀で仕事ができる人であると感じる」と評価。その一方で「逆に周りの方に対して、『もっと仕事しっかりやってくれよ』という目があったのかなとも感じる。いくら優秀とはいえ、パワハラと受け取れるようなやり方をしていいとは思わない」とした。
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