豊川悦司「打倒相棒ですから」笑いという新機軸で刑事ドラマの頂点を目指す

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2024年09月11日 05:31  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

ドラマ「No Activity」シーズン2配信記念イベントでVサインする豊川悦司(撮影・宮地輝)

豊川悦司(62)が10日、都内で行われたAmazonプライムビデオの刑事ドラマ「No Activity(ノーアクティビティ)」シーズン2(13日配信スタート、全6話)配信記念イベントで、10月からシーズン23の放送が始まるテレビ朝日系ドラマ「相棒」超えを宣言。「打倒『相棒』ですから」と豪語した。


豊川は最後、唐突に「相棒」の名を口にした。「すぐ追い付きますよ。向こうはシーズン20でしょ?」と、ふざけたように口にしたが発言の根拠も示した。


「好きな人は本当に好きになってセリフを覚えるくらい何回もリピートしてくれるんじゃないか。良い意味でコアな作品になれる」


「No−」は、21年12月に第1弾「−本日も異状なし」が配信。刑事ものながら、豊川演じる仕事をしない万年ヒラ刑事と中村倫也(37)演じる刺激と人の不幸が大好きな相棒が「捜査現場で捜査していない。相変わらず、くだらない会話」(中村)が展開される。シソンヌじろう(46)が脚本を担当し「まるでコントな刑事ドラマ」と銘打つが、豊川は「ドラマのようなコント。解釈をどれだけ高めるかに挑戦している」と作品性の違いを強調。アドリブの多い中村を「アドリブ王ですからね…バイク王みたいな」と評するなどトークも笑いを追求した。


豊川の俳優人生には、常に色気が漂う。ただ、近年は配信中のNetflixシリーズ「地面師たち」で演じる恐怖と色気、おかしみを併せ持つ地面師グループのリーダーなど、特異な役どころでの“怪演”ぶりも話題を呼ぶ。その中「笑いの素晴らしさに気づいてもらえると思う」と、笑いという新機軸で刑事ドラマの頂点を目指すと意気込んだ。【村上幸将】

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