九条ねぎ216キロ窃盗容疑、農家の男性逮捕 府内で3.5トン被害

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2024年09月12日 11:54  毎日新聞

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毎日新聞

府警が押収したかごや鎌、手袋、ライト=京都府宇治市の宇治署で2024年9月12日午前9時24分、鈴木健太郎撮影

 京都府警は12日、畑で栽培されていた京野菜「九条ねぎ」を盗んだとして、京都市伏見区の農業、山本英雄容疑者(27)を窃盗の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。6月以降、府内の畑から九条ねぎが盗まれる被害が計8件、約3・5トン確認されており、関連を調べる。


 逮捕容疑は、8月30日午前8時ごろから9月1日午後7時50分ごろ、京都市内の農産物販売会社が所有する京都府久御山町の畑で、九条ねぎ約216キロ(約19万4400円相当)を盗んだとしている。


 同署によると、山本容疑者自身も九条ねぎを栽培しているという。同署は防犯カメラなどの捜査で山本容疑者を割り出し、関係先からは窃盗に使われたとみられるかご22個や鎌などを押収した。


 6月以降に畑で盗まれた九条ねぎは約3・5トン、被害額は200万円を超えている。同一の被害者が3回盗まれた例もあった。


 九条ねぎは葉が厚く甘みの強いのが特徴で「京のブランド産品」にも認証されている。旬は冬とされているが、JA全農京都によると、1年を通して収穫、出荷されており、同JA管内での2023年の出荷量は約1400トン。【鈴木健太郎】



このニュースに関するつぶやき

  • 自分が農業従事者なら農作業の苦労は分かるはず。少しでも楽してカネ儲けしようなんて姑息な泥棒などするから逮捕されて前科者になり自分の人生を歪めてしまうんだよ。まだ若いのに。独身か?。
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