「セーラームーン」原作者武内直子氏が篠原恵美さんをイラストで追悼「また会えることを信じて」

「セーラームーン」公式X（旧ツイッター）が13日、更新。アニメ「美少女戦士セーラームーン」シリーズの木野まこと（セーラージュピター）役などで知られる声優、篠原恵美（本名・渡邉恵美子　わたなべ・えみこ）さんが8日に61歳で亡くなったことを受け、原作者の漫画家武内直子氏（57）が色紙を通じて追悼した。

色紙にはセーラージュピターのイラストが書き込まれ「篠原恵美様へ　いつも心の中にいます。また会えることを信じて。2024年9月13日」と武内氏のサインが記してあった。

同アカウントは10日にも追悼文を発表。「アニメ『美少女戦士セーラームーン』において、木野まこと／セーラージュピター役を演じられた篠原恵美様が逝去されました」と書き出した。続けて「篠原恵美様は1992年より放送された『美少女戦士セーラームーン』、その後1997年まで続いたアニメシリーズおいて、気品と温かみのある力強い演技で魅力あふれた木野まこと／セーラージュピターを演じていただきました」と続けた。

そして「作品において唯一無二の存在であり、これまでので貢献とご功績へ感謝を表しますとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と締めくくった。

「美少女戦士セーラームーン」シリーズは漫画家武内直子氏の原作。「美少女戦士セーラームーン」「美少女戦士セーラームーンR」「美少女戦士セーラームーンS」「美少女戦士セーラームーンSuperS」「美少女戦士セーラームーンセーラースターズ」の5作がアニメ展開された。累計の話数は全201話。92年3月にスタートし、97年2月に終了した。以降も同作シリーズのアニメが制作された。本シリーズは旧テレビアニメ版とは制作スタッフが異なり、声優陣も主人公の月野うさぎを演じる三石を除いて一新されている。

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