元日テレ女子アナ・脊山麻理子が"オーディオドラマ付き"デジタル写真集をリリース!「女性側から全部誘うんですよ。そこがロマンチックでよかったです(笑)」

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2024年09月14日 17:20  週プレNEWS

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脊山麻理子デジタル写真集『同級生』より


元日本テレビのアナウンサーで、フリーアナウンサー転身後の2014年に"アイドルすぎる33歳"として週プレでグラビアデビューしたことでも話題となった脊山麻理子(44)。

8月30日に約2年ぶりとなるデジタル写真集「同級生」が発売された。グラジャパ!版では、スペシャルムービーに加えて脊山の朗読によるオリジナルオーディオドラマも収録。

今回、久々のグラビア撮影の感想から、本人も絶賛するオーディオドラマの内容、さらに人生のターニングポイントになっているという週プレとの関係も語ってくれた。

【写真】脊山麻理子の下着グラビア

*  *  *

――デジタル写真集の発売は約2年ぶりです。久々のグラビア撮影はどうでしたか。

脊山 面白かったです。カメラマンのクマちゃん(熊谷貫)は2017年の写真集『miao』(ワニブックス)で一緒になって以来だったので新鮮でした。事前の打ち合わせをしないで撮影をスタートしたので、手探りな感じもあったんですけど、それが逆に写真集のテーマである久々に会った同級生の雰囲気にピッタリでした。それにクマちゃんもヘア&メイクの村上知久さん、スタイリストの菅原恵さんもみんなで揃ったのも本当に久々。同窓会みたいな感じがあって楽しかったです。

――写真集で好きなカットはどれですか?

脊山 序盤に掲載されているバーのシーンです。白いYシャツに紺色のスカートでワインを飲んでいるというシーンで、ストーリー性があっていいですね。全体的に笑顔が多いんですが、その合間に見せる大人っぽい表情もギャップがあって好きです。牛乳を飲んでいる写真は普段の私っぽいかな。あと横顔を綺麗に切り取ってくれるのはクマちゃんっぽくて好き。結局、全部好きですね(笑)。

――写真集のグラジャパ!版では、スペシャルムービーに加えて脊山さんの朗読によるオリジナルオーディオドラマが収録されています。

脊山 写真集では描かれていない、同級生との出会いの部分がオーディオドラマでは語られています。内容もエッチになりすぎず、想像力をかき立てる物語で素晴らしかったです。

音声を聞いてもう一度写真集を見ると、また違った風に見えてきてさらにいいですよね。デジタル写真集と音声を一緒に出す意味があるなと思います。両方聞いて完成する感じがします。スペシャルムービーも素晴らしかったです。


――オーディオドラマはバツイチの恋愛に臆病になった40代サラリーマンが、中学時代の恋人に偶然再会し、連絡先を渡されて......という物語です。

脊山 男性目線で描かれていて、女性側から全部誘うんですよ。女の人の本音とかは一切ない(笑)。でもそこがロマンチックでよかったです。

――実際にそんな男性がいたらどうですか。

脊山 基本的には男性が誘わないことには始まらないかなと思います。2020年から六本木で会員制のバーをやっているんですが、そこに来る40代の男性が「こんなおじさんが誘ったら気持ち悪くない?」とかよく言うんですけど「そんな気持ち悪いと思う自分に、超かわいい子が声をかけてくると思う?」って返してます(笑)。

――「同級生」は大人の恋愛を描きながらも、お互いバツイチで不倫ではないのが逆に新しいです。

脊山 そこも健全でいいんですよ。だから写真集でも後ろめたい顔はしていない。最初はこんなに笑顔でいいのかなとも思ったんですが、学生時代に仲の良かった子と再会したら、大人の関係性じゃなく、その当時の無邪気な関係性が出ると思うんですよ。なので表情が幼い感じが逆にエモいなと思いました。

それに週プレさんのグラビアはずっと私の笑顔を生かすという点では共通しているので、「同級生」の表紙も笑顔の写真で嬉しかったです。


――脊山さんの週プレ初登場は1999年。当時、脊山さんはまだ高校生でしたね。花柄やデニム生地のワンピースを着て初々しい姿を披露してくれました。

脊山 スタッフさんもすごく優しかったし、スタジオもすごく素敵なところで今でも覚えています。記事でも「最近の子と違って、すごくピュアな子でいい子だった」と書いてあり、それがまた嬉しくって。週プレの現場があったからこそ、周りのモデルやグラビアアイドルの方みたいに見た目だけで生きてくのは大変だなと感じて。そこから大学受験を頑張って、アナウンサーの仕事へとつながっていきました。

――そして日本テレビのアナウンサーからフリーアナとなり、33歳で"初水着"を披露したのも週プレです。高校の頃も水着のお話はあったんじゃないですか? でもそのお誘いを受けることなく、この時に挑戦したのはどんな心境からだったんですか?

脊山 高校生の頃は、まだ何者でもない自分が水着になるのは消費されているようで嫌だったんです。でもアナウンサーになった33歳の脊山麻理子という人が、水着になるのは面白いなと思って。当時、他の局アナの方も洋服でのグラビアはやっていたんですけど、誰も水着にはなっていませんでした。でも私はグラビアアイドル世代で優香さんであったり本気で頑張っている方を見てきたから、せっかくお話をいただいたなら、中途半端にはやりたくなくて。水着でやろうとなりました。

――初水着グラビアに付けられたキャッチコピーは「アイドルすぎる33歳」でした。

脊山 その頃は壇蜜さん、橋本マナミさんと背徳感のある大人のグラビアが流行っていたんですけど、週プレはそうではなくって超明るい感じのグラビア。衣装合わせでも、セクシーな方向かなと思っていたらピンクのかわいい衣装だったり、王道のアイドルが着るような衣装でした。初めて週プレの表紙になった時も「えへっ」って中学生みたいな笑顔している写真で逆にこれを選んでくるんだって、びっくりしました。

――グラビアで水着になったことでの反響はどうでしたか。

脊山 私の兄は医者なんですけど、所属する日本肝胆膵外科学会の先生たちに写真集を宣伝してくれて。そうしたら先生たちが「妹さんに会いたい」となって、外科学会の司会をするようになりました。

グラビアをやったことで周りには女子アナという壁がなくなったように見えたみたいで、バラエティー番組やイベント司会の仕事も増えました。そこも週プレに感謝です。毎回私のきっかけになってくれています。


――そこから10年経った今回、再び週プレでデジタル写真集を発売。本当に脊山さんと週プレには縁がありますね。

脊山:そんな昔の時代からお世話になってて、またこうやってお仕事させてもらえるなんて奇跡ですよね。

――さて脊山さんの近況はいかがですか。

脊山 先ほど話したように六本木で会員制バーをやっていますし、あと今は自分で会社を立ち上げて、いろいろ新しいことを始めています。バーをしているといろんな女の子と知り合うんですよ。私も週プレにいろんなきっかけをもらったから、今度はそういう女の子のきっかけに私がなれればと思っていて。

例えば今度サウナの連載も始めるんですけど、そこに友達のかわいい子を一緒に出したり。
タレントだけでなく、普通のOLの子とかもいるんですけど、何がはまるかわからないじゃないですか。そういう偶然の面白さみたいなものも面白いですよね。

今回、朗読をやらせてもらったのがすごく刺激的で、週プレで舞台とかやれたら面白いかもしれないなと思いました。ぜひまた面白いことやりましょう!

●脊山麻理子(せやま・まりこ)
1980年4月8日生まれ、東京都出身。お茶の水女子大学附属幼稚園〜高校卒業。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2004年にアナウンサーとして日本テレビ入社。「Oha!4」やバラエティ番組のMC等担当。2010年に退社し、フリーアナウンサー、グラビア、タレントとしてバラエティ番組、ニュース番組など多数出演。2020年からはYouTubeを開始し、初舞台初主演で女優としても活動。
公式Instagram【mariko_seyama_milkpon】
公式X【@mariko_seyama】


『同級生』
脊山麻理子
撮影:熊谷貫
価格:1980円(税込)

取材・文/徳重龍徳 写真/熊谷 貫

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