イラン“ヒジャブデモ”発端の女性死亡から2年 ノーベル平和賞受賞の人権活動家が声明

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2024年09月17日 08:24  TBS NEWS DIG

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イランで髪の毛を覆うスカーフ、ヒジャブの着用をめぐり拘束された女性が死亡して2年が経ちました。ノーベル平和賞を受賞した人権活動家が声明を発表し、国際社会に対し行動を起こすよう訴えました。

イランではおととし、ヒジャブを適切に着用していなかったとして拘束されたマフサ・アミニさんが死亡したことをうけて、抗議活動が激化。反政府デモに発展しましたが、当局が厳しく弾圧しました。

アミニさんが死亡して2年となった16日、ノーベル平和賞の受賞者で収監中の人権活動家、ナルゲス・モハマディさんが自身の財団を通じて声明を発表しました。

モハマディさんは「困難で苦しい2年だった」とした一方で、「人々は大きな変化を感じている。変化は専制政治の基盤を揺るがした」と強調。「抑圧と差別から女性を解放することは、平和と民主主義にとって必要不可欠だ」と訴え、国際社会に対し、静観せずに行動を起こすよう呼びかけました。

モハマディさんは15日、受刑者34人が刑務所内でハンガーストライキを始めたと明らかにしています。

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  • コーランにはヒジャブの着用を義務付ける記載はありません。むしろイスラムの男性たちが自分らを優位にするためにヒジャブの着用を利用し、強要している印象です。
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