東北や北陸 大雨に警戒　関東から西は猛暑日地点続出へ　東京も36℃予想

きょうは、前線の影響で東北や北陸を中心に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。秋田県では線状降水帯による大雨も降り、災害発生の危険度が高まっています。土砂災害などに厳重な警戒が必要です。関東から西は厳しい暑さが続き、東京も36℃まで上がりそうです。

低気圧が通過する北海道は午前中を中心に雨となるでしょう。低気圧からのびる前線が東北付近を南下する見込みです。前線に向かって湿った空気が流れ込むため、発達した雨雲がかかりそうです。午前6時前に秋田県では線状降水帯が発生し、大雨による災害発生の危険度が急激に高まっています。このあとも、東北や北陸を中心に局地的に非常に激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。落雷や突風にもご注意ください。

関東から九州にかけては晴れて厳しい暑さが続きます。広い範囲で35℃以上となり、甲府で38℃、名古屋や前橋で37℃、東京都心も36℃と、猛暑日地点が続出となるでしょう。湿度も高く、体にこたえる暑さが続きます。熱中症にお気をつけください。また、午後は内陸や山沿いを中心ににわか雨や雷雨の所がありそうです。

あすからの3連休は、日曜日にかけて秋雨前線の活動が活発となり、東北や北陸では繰り返し雨が強まりそうです。あすは太平洋側では晴れ間があり、東京は36℃と暑さが続く見込みです。日曜日は前線が南下して、東日本や西日本も激しい雨の降る所があるでしょう。この雨で極端な暑さはおさまり、月曜日以降は暑さが和らぎそうです。