『虎に翼』航一が激高した理由は、桂場の一言が“あの記憶”を甦らせたから? 膝枕展開には「神回」の声も

0

2024年09月20日 17:20  Sirabee

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

NHK連続テレビ小説『虎に翼』で、寅子(伊藤沙莉)の夫・航一(岡田将生)が、桂場(松山ケンイチ)に激高する場面が。温厚で冷静な航一の珍しい一幕が、Xでも反響を呼んでいる。

■桂場に強く反論「何が司法の独立ですか!」

美位子(石橋菜津美)の事件について調査していた航一は、刑法の尊属殺の重罰規定について、大法廷で判断をするべきだと主張。桂場は「尊属殺を扱うのは時期尚早」と突っぱね、少年法改正の議論から、尊属殺にも冷静な議論が望めないと語る。

航一の「法は法、道徳は道徳」との意見に、桂場は「机上の理想論」と指摘。これに航一は「反発はくるかもしれない。でもたとえどんな結果になろうとも、判決文は残る!」と激高。「ただ何もせず、人権蹂躙から目をそらすことの何が司法の独立ですか!」と怒鳴る。

関連記事:『虎に翼』寅子&桂場の関係性に「本当に運命の相手」の声 上司と部下の“会話”に反響

■鼻血を出して気絶

感情が高ぶるあまり、航一は鼻から出血して気を失い、桂場は慌てて抱き留める。知らせを受けた寅子が駆けつけると、航一は桂場に膝枕をされながら床に寝ており、目を覚まして「ええっ、長官!?」と驚いて跳ね起きた。

その後、航一は寅子に、「長官の膝の上で目が覚めたときから、心が軽くなった気がします。一区切りついたような…あの戦争の、でしょうか」と話す。

関連記事:『虎に翼』航一の悶え苦しむ姿に一瞬ヒヤッ… 「これって伏線?」「笑えない」心配になる人続出

■航一の激高ぶりに視聴者も反応

普段は冷静な航一の激高ぶりに、Xでは視聴者が「信じられん! あの冷静な航一さんが桂場さんの前で鼻血出るまで興奮して意見するなんて」「血が噴き出すほど声を荒げるなんて…胸アツでした」と驚いた。

航一は戦前、「総力戦研究所」で日米の戦争について机上演習した結果、日本が敗戦するという予測に至ったものの、政府関係者らが却下。開戦を止められなかったことに深い悔恨を抱えていた。

それだけに、「『時期尚早』と『机上の空論』でスイッチが入った航一さん。同じことをあの日も言われていたのだね」「桂場長官の『机上の理想論』という言葉で火がつき全身からみなぎる怒りが凄い(鼻血も出たし)。膝枕から目覚めた時、引きずっていた裁かれない罪に一区切りできたようで良かった」「航一さん、戦争の時のことがよぎったんだろうな。このまま黙って受け入れてしまったら、また後悔する。だから鼻血が出て気絶するほど抵抗した」との指摘もみられた。

関連記事:『虎に翼』寅子と航一の恋愛フラグがついに立つ? 「昨夜…泣きました?」に憶測飛び交う

■鼻に詰め物、膝枕…貴重な光景に「神回」

また、航一が鼻に詰め物をしている様子や、桂場が膝枕をする貴重な光景に「恐るべし岡田将生さん。両方の鼻穴から鼻血。鼻に詰め物をしても美しい。どうやっても消えない美しさよ。桂場さんの膝枕。尊い」「まさかの膝枕展開(笑)あまりに神回過ぎる! 鼻にティッシュ入れても美しいとか航一さん…恐ろしい子!」との声が。

「桂場さんの膝枕、星さんうらやましい」「あらゆる人間性を拒否していた桂場は航一をケアすることで法の向こうには人間があることを思い出せたんだな」「桂場さんの優しさが隠しきれなかった演出。とても好き」とのコメントもみられる。

関連記事:『虎に翼』桂場の“デレ”に視聴者悶絶 ある言葉に「心臓ギャンッ」「俺にはわかっていた!」

■体調を心配する人も

航一といえば、優未(川床明日香)の大学院中退の申し出や、のどか(尾碕真花)の結婚話を聞き、驚きのあまり胸を押さえて息を切らせ、畳の上に倒れ込むというシーンがあり、視聴者が体調を心配したこともあった。

そのため、「興奮し過ぎて鼻血、航一さん血圧高いのかな?」「航一さん以前といい血圧大丈夫?」「激高した時の航一さんの血圧200いってるな。鼻血出たし、危なかった」「笑うより先に体調が心配になっちゃったよ…」「航一さん、検診はやく受けてね!」と改めて案じる人も見受けられた。

■桂場に激高する航一

🐯 #トラつばプレイバック 🪽

「昭和25年のあの判例を変更するときです」

航一が桂場に渡したのは、美位子の事件に関する報告書。

しかし…「尊属殺を扱うのは時期尚早だ」受理できないという桂場。

一度は引き下がろうとする航一ですが…#朝ドラ #虎に翼#岡田将生 #松山ケンイチ pic.twitter.com/bTfJpKmidj

— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) September 19, 2024

・合わせて読みたい→『虎に翼』寅子と航一の恋愛フラグがついに立つ? 「昨夜…泣きました?」に憶測飛び交う

(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
    ニュース設定