「消しゴムマジックで消せないもんで」ヤーレンズ、ラジオ番組新レギュラー就任でボケ倒す

M−1グランプリ2023準優勝のお笑いコンビ、ヤーレンズが20日、大阪市のABCラジオで行われた秋の改編会見に出席し、新番組「ツギハギ」（30日スタート、月〜木曜午後9時15分）月曜パーソナリティー就任の意気込みを語った。

同番組は「ABCミュージックパラダイス」の後を受け始まる。楢原真樹（37）、出井隼之介（37）は、ともに関西育ちとあって、出井は「我々2人とも、学生時代ミューパラを聞いて育ったので感慨深い」。隣で「ミューパラを我々の番組が終わらせた。感慨深い」とボケる楢原に「終わらせたって言うな」とツッコみつつも、「若い子の心をつかめるような放送にしたい」と決意表明した。

ラジオのレギュラーはこれで4本目。関西では初となる。

同局からは「犯罪やヘイトでなければ何をやっていただいてもいい。ぜひABCでしか作れないものを」と期待を寄せられているが、楢原は「我々から犯罪とヘイトを取ると何も残らない」。

さらに、「生放送なので注意しないと。消しゴムマジックで消せないもんで。テレビの編集だったら消えるんですけどね。有吉さんとの旅行に行った際も」と、X（旧ツイッター）での不適切投稿で活動休止中のタレント、フワちゃんを持ち出し、案の定、出井から「なんで、フワをにおわせるんだよ」とツッコまれた。

それでも、楢原は「（今年の）M−1で完全優勝して、ABCにトロフィーを持ってきて『ツギハギ』のおかげで優勝できたって言えたらいいなと思っております」。出井も「頑張ります。絶対優勝します」と堂々の優勝宣言で、同局への恩返しを誓った。

事務所の先輩オードリーは、ラジオ番組から東京ドームでのライブイベントを成功させた。2人は「オードリーさんを目指す意味でも京セラドームでイベントできるように頑張りたい」と目標を掲げていた。