J-WAVEは本イベントとコラボレーションし、長谷川ミラがお届けする番組『START LINE』(毎週金曜、16:30〜20:00)の公開収録を行った。そのほか、駆けつけた観客が実際に制限時間内に拾ったゴミの量と質を競うスポーツ「スポGOMI特別大会」も実施。ここでは、イベントの一部の様子をレポートする。
LIL LEAGUEが語る『アバター』シリーズへの愛
ジェームズ・キャメロン監督の"地球環境への思い"が込められた映画『アバター』シリーズ。公開収録では6人組ダンスグループ・LIL LEAGUEの中から岩城星那、中村竜大、山田晃大がゲストに登場し、同作への愛を語った。MCを務めたのは、『START LINE』をナビゲーターする長谷川ミラ。ナビゲーターの長谷川ミラ
2009年にデジタル3DによるSF超大作として生まれた『アバター』。岩城ももちろん鑑賞しているようで「公開されたのは4〜5歳の頃でしたが、青い世界が印象的でした」と当時の感想を明かしつつ、「今回のイベントを機に、3人で同じ部屋で鑑賞してきました。映像美ももちろんですけど、それ以上に登場人物のプライドだったり、守りたいものだったり、その上で環境問題だったり自然についてなどを伝えていて、改めて素晴らしい映画だと感じました」と話した。
|
|
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』では"美しい海への思い"が表現されている。これについて聞かれると、中村は「守るものの規模が増えたときに、取る行動だったり、親近感が湧くところもあって、第1作目とはまた違う魅力がありました。これも見ることができてよかったと思いました」と伝えた。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』予告編
「スポGOMI」体験! きれいな街だと思っていたが……
『アバター』シリーズに関するトークイベントが終わると、続いては第2部の「スポGOMI特別大会」へと移行。「スポGOMI」とは「ゴミ拾いはスポーツだ!」を合い言葉に、チーム対抗の競技としてゴミ拾いを楽しむイベントだ。
|
|
今回のイベントは都内の中でも海の近い地域で開催された。スポGOMIのアイデアを考案した一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブの代表・馬見塚健一氏は「海洋ゴミは年間800万t出ていて、重量で言うと飛行機5万機分にあたります。それらが世界中で何かしらの理由で海に流されている。その8割が陸から出ているものなんです」と切実な事情について説明しつつ、「ペットボトルが海に流れると、分解もされませんし厄介です。ですからそれらを拾っていただき、海に流れ込まないようにしていただけたらと思います」と参加者に呼びかけた。
今回の制限時間は45分。「スポGOMI特別大会」の対象地域を歩いていると一見「きれいな街だ」と感じることができる。しかし、細かな場所に目を配ってみると、そこらじゅうにゴミが落ちていることが確認できた。植木の中からはペットボトル、空き缶、道路脇にはタバコの吸い殻などなど……中にはブーツやタオルなど、もともとは落とし物かもしれないが、結果的にゴミと化してしまったものも発見できた。
集まったゴミの総重量はたったの45分間でなんと10.81キロ
制限時間いっぱいとなり、LIL LEAGUE、長谷川と参加者で記念撮影。それからゴミの計測を行い、優勝したのは1.93kgのゴミを拾い集めた女性2人組。今回のイベントで集まったゴミの総重量はなんと10.81キロ……たったの45分間で、きれいな街だと思われていた区域からこれだけのゴミが集まったわけだ。
|
|
優勝したチームに話を聞くと、1人の女性は「正直ゴミとかのことをあまり考えずに、LIL LEAGUEのイベントだからという理由で参加したんですけど、意外にゴミ拾いに熱中できました。楽しかったです」とイベントについての感想を語った。さらにもう1人の女性は「当たり前ですけどゴミをポイ捨てしてはいけないと思いました。ポイ捨てする人がいるから地球が大変なことになってしまっているのであって、そういう当たり前のことが改めて大事」と大切な何かをイベントを通じて持ち帰ったようだった。
参加したワコーズのメンバー
イベントの様子は、9月20日(金)・27日(金)に2週にわたって放送される。オンエアから一週間はradikoで再生可能だ。
▼9/20
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240920163000
▼9/27
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20240927163000
(取材・文・撮影=中山洋平)