【バスケ】Wリーグ使用球を小学生へ「歴史が詰まったボールを」少しでも長い競技継続を願う

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2024年09月20日 19:17  日刊スポーツ

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公式試合使用球を小学生に手渡すWリーグの選手たち(モルテン提供)

女子バスケットボールWリーグのアイシンウィングス、山梨クィーンビーズ、姫路イーグレッツの選手8人がこのほど、リーグ公式試合使用球を小学生に寄贈する取り組みに参加した。


スポーツ用品メーカー「モルテン」と共同で進める「Keep Playingプロジェクト」の一環で、15日に兵庫・姫路市のヴィクトリーナ・ウインク体育館を訪問。同市の小学生5チーム88人を招待し、55個(1チーム11個)を寄贈した。シュート練習後、Wリーグで1年間使用されたボールを受け取った小学生は大事に抱えるなど、それぞれが喜びをかみしめた。


地元の姫路に所属する矢野凪紗(24)は「自分もプロの選手にあこがれを持って努力してきたので、今の子どもたちにもそう思ってもらえるよう、私たち選手も頑張っていきたいと感じました」と笑顔。山梨の出原菜月(25)は「ボールは選手が一番さわり、使用するものなので、そのような歴史が詰まったボールを渡すというのは、今回の趣旨である『Keep Playing』につながる。バスケットボールを楽しくやることでうまくなるし、うまくなるためには楽しくバスケをすることだと思います。子どもたちには、まずはバスケを好きになって、楽しんでバスケをしていってほしいと思います」とエールを送った。


Wリーグで使用した公式試合球を寄贈する「ドリームボールリレー」は、今回で3回目となった。リーグのオフィシャルスポンサーを担うモルテンは「この活動を通じ、少しでも競技を長く続ける選手が増えると幸甚と考えております」とバスケットボールのさらなる発展を願った。

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