ラグビー日本代表(世界ランク13位)が、防御も“超速”で魔術を封じる。5年ぶりの環太平洋王座を懸け、21日の「アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ」決勝でフィジー(同10位)と対戦。20日は会場の大阪・花園ラグビー場で最終調整し、WTB長田智希(24=埼玉)は「いかに組織としてコネクトする(つながる)かが重要」と引き締めた。
過去4勝15敗の難敵は「フィジアン・マジック」と呼ばれる変幻自在の攻撃を武器とする。タックルされながらつなぐ「オフロードパス」を多用。対する日本は準決勝サモア戦後、相手1人に対して2人のタックルでボールを止め、さらに内外のスペースを2人が埋める4人防御を徹底してきた。旗印の「超速ラグビー」を守りでも求めていく。
ひとたびボールを持てば、一気呵成(かせい)に攻める。エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは「大切なのは、我々から戦いに挑みにいくこと」と強調。15人一体のラグビーで、格上に一泡吹かせる。【松本航】
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