<留学、ムリ>進路でわが子と激突!「費用が出せない」と先生に伝えたら旦那にも怒られた。ダメなの?

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2024年09月21日 09:30  ママスタセレクト

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進路について生徒・先生・親の三者で話し合う個人面談は、三者の考えを確認し、今後の方向を一致させる大切な場ではないでしょうか。希望する進路が決まっていれば話し合いはスムーズですが、そうではない場合もあるかもしれません。ママスタコミュニティでは、個人面談後に親子ケンカに発展してしまったママから相談がありました。
『高校2年生の娘の個人面談で、進路について話し合いがありました。本人の希望は県外で1年間の留学が必須な私立大。担任の先生から「親御さんのお考えは?」と聞かれたので「私立で留学ありは金銭的に難しい」とはっきり伝えました。帰宅して娘からものすごい剣幕で責められました。夫からも「先生に言うべきではなかった」と言われました。私は間違っていますか?』
個人面談で進路について問われた投稿者さんは、娘さんの希望を「難しい」と答えたようです。実は、投稿者さんの家庭では以前「留学は高校か大学のどちらかで1回のみ」と約束し、娘さんが「高校で行く」と決めた経緯があったとのこと。それを踏まえて高校で留学したのだから大学では留学させないと答えたのでしょう。しかし娘さんからも旦那さんからも、投稿者さんが間違っているかのように言われてしまいました。心配になった投稿者さんはママスタコミュニティのママたちに相談したくなったのではないでしょうか。この投稿にママたちからは、さまざまな意見が寄せられました。

進路の話で嘘やごまかしは良くない



コメントを返してくれたママたちの多くが、投稿者さんの「私は間違っていますか?」の問いかけに「間違っていない」と答えていました。
『先生に嘘をつく必要はないし、進路の話でお金の話は大切。私も話すと思う』
『先生に正直にお話しするのは、悪くないですよね。留学は高校か大学かのどちらかで1回と話して、本人が「高校で」と選んだのですから。理解して留学したのに、ママを責めるなんて約束違反』
投稿者さんと娘さんは、これまでに留学の条件について話し合っているのですから、娘さんの希望がそもそもおかしいですよね。「ゴネれば親は自分の言い分を聞いてくれると思っているのでは?」と、娘さんの考えの甘さや幼さを指摘したママもいました。また進路の話で「お金の話は必要」との意見も相次ぎました。大学に進学すれば、学費だけでなくさまざまな費用がかかります。留学となれば、さらにかかるのは必須。進路について話し合う場で、先生にごまかしや見栄をはる必要はないですよね。今回の個人面談後に、娘さんからも旦那さんからも批判されてしまい不安になってしまった投稿者さんでしたが、ママたちからコメントをもらい、まずは安堵したのではないでしょうか。

進路について、家族会議


高校生の娘さんの進路について個人面談の場で親子の意見が分かれてしまい、娘さんから責められてしまった投稿者さん。投稿者さんの相談に対して、ママたちは「投稿者さんは間違っていない」とする一方、娘さんや旦那さんの考えとは別の角度から、問題点がいくつかあると指摘しました。

個人面談の前に、親子で話し合う

『うちの子の高校からは、「面談で話が違うとケンカする親子がいるので、必ず事前に話し合ってから来てください」と言われたよ』
投稿者さんは、娘さんが高校で留学すると決めたときに「留学は高校か大学かどちらかで1回」と約束し、娘さんが「高校で留学」を選んだのです。そういった経緯があったので投稿者さんのほうは、もう留学の話はないものとして進路を考えていました。ところが娘さんのほうは、その約束は覚えていたのでしょうが、それでも留学必須の大学を希望。それぞれの考えが全く違っていたのが、個人面談の場で明らかになってしまいました。その点が問題だったとママたちは指摘しています。投稿者さんには「前に話して決着済み」との思いがあったのでしょうが、個人面談に行く以前に確認する意味も含め、親子で話し合いをしたほうがよかったのではないでしょうか。

家計のリアルを子どもと共有

『進路で1番大切なのはお金だよ。家のお金であれ、奨学金であれ、進学するためにはお金が必要だよ』
『実際に4年間でかかる学費、生活費をはっきり子どもに提示する。そしてどのくらい足りないか、足りない分は奨学金にするのか。奨学金を使うなら返済は親がするのか、子がするのか。ハッキリさせておく』
進学したい大学にかかる入学金や授業料などは、それぞれの大学がホームページや入学案内などに公表していますから調べることができます。また自宅外なら生活費の概算も計算してみせれば、大学生の期間にかかる費用がどのくらいになるのか娘さんにも理解できるのではないでしょうか。そして家の貯蓄額や親の年収など家計を率直に話す。娘さんが進路の希望や将来の夢を持っているのは素晴らしいと思いますが、それを実現するにはお金がかかりますよね。親としてできることと、できないことがあると伝えてもいいのではないでしょうか。

どうしても留学したいなら

『留学をしたいなら、国公立にしたり成績によっては学費免除になる大学を狙ったり。学費ができるだけかからないように娘さん自身が努力する必要がある。県外私立大にかかる費用も、留学費用も全部親が払うのが当たり前なんて、娘さんの考えが甘い。自分の人生なんだから、自分で考えさせたほうがいい』
親子で進路について話し合い、それでも留学したいと考えるのであれば、娘さん自身がその夢を実現させる方法を考えればいいのではないでしょうか。足りない費用を補う方法は、さまざま考えられるでしょう。高校2年生は、もう小さな子どもではないのです。自分の夢は自分の手で掴む、そのくらいの気持ちで娘さんが考え、ママはその結果を聞くくらいの気持ちで見守る姿勢もアリではないでしょうか。

進路の話し合いは、子どもの成長への大切なステップ



個人面談の場で親子の意見が食い違ってしまった投稿者さんでしたが、ママたちからさまざまな意見をもらい、改めて旦那さんも含め親子3人で話し合いをしたそうです。娘さんはやはり留学をしたいそうですが、そのための費用はアルバイトと自分で返済する奨学金で賄うように決めたとのこと。投稿者さんはコメントしてくれたママたちにお礼を述べていました。進路について親子で意見が分かれるのは、決して稀なケースではないでしょう。だからこそ親子で夢やお金の情報を共有するのは、大切ですよね。その上で自分の希望を貫き、自分で努力すると決めた娘さん。今回の件は娘さんの成長や自立の大切なステップだったのかもしれません。これから先は娘さんが希望を実現できるよう、応援してあげたいですね。

文・間宮陽子 編集・みやび イラスト・善哉あん

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  • 旦那が怒ったのは、自分が、娘の留学費用も出せない甲斐性無しだと学校の先生にばらされたから?しかしまあ、留学必須の大学なんて、わしの頃には考えられなかったなあ。
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