益若つばさ、解雇規制緩和で悩む「１軍で頑張れる人、細々と安定して暮らしたい人…両軸いる」

タレント、モデルの益若つばさ（38）が20日配信のABEMA報道番組「Abema Prime」（月〜金曜午後9時）にMCとして生出演。自民党総裁選（27日投開票）で小泉進次郎元環境相（43）河野太郎デジタル相（61）らが掲げている解雇規制の見直しについて、私見を述べた。

益若は「両パターンで考えているんですけど、難しいなと思っていて」と、言葉を選ぶように切り出すと「今まで会社でいちずに頑張り続けている方からしたら、安定を求めて今まで頑張ってきたのに、もう用はなくなったから切られてしまう、という可能性が今は出て来てしまった。生きていくのに不安、格差が生まれてしまうというのも心配ではあります」と語った。

一方で「とはいえ、会社の社長が…自分達が会社側だったら、と思うと」と視点を変えてコメント。「年功序列で、高い給料が年々上がっていく中、でも立場はあれど、お仕事の内容がどんどん緩やかになっていく、この差とかは、頑張りたい人がお給料もらえなくなっていく、というのもある」とした。

その上で「解雇規制緩和という時に喜ぶ人って、1軍で、フリーランスで何でも頑張れる人たち。『アベプラ』出ているような人たちは、もしかしたら緩和に賛成かもしれないんですけど、やっぱり世の中って、細々と、爆発的に頑張らなくても、安定して暮らしたい、という人もいるので、両軸いると思うので、すごい難しいと思います」と悩ましげに語った。