山田邦子、エミー賞受賞真田広之は「誇り」こだわり派「ちょっと間違えているような侍嫌だったと」

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2024年09月21日 18:26  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

山田邦子(22年8月撮影)

タレント山田邦子(64)が21日放送のカンテレ「ドっとコネクト」(土曜午前11時20分)に出演。ドラマ「SHOGUN 将軍」(ディズニープラス)で、米「第76回エミー賞」で主要賞を含む18冠を達成した俳優真田広之(63)を改めてたたえた。


以前から真田と親交があり、若かりし頃には、真田のイタズラから一緒に入浴した経験を明かして話題になっていた山田。


受賞について、「時代劇ってやっぱり日本でやってもすごいセット、衣装も、お金がかかるのよ、よくやったなと思う。同い年で、すごい真田くん好きです」と話す。


さらに、「(真田を)誇りに思いますよ。私も頑張ろうっていうふうに思います。すごくこだわり派なので、たぶん、日本人のちょっと間違えているような侍のこととかが嫌だったんだと思います。だから細かく細かくやったんだなって思います」と思いをはせた。


放送作家でスタートアップファクトリー代表の鈴木おさむ氏(52)は、ハリウッドでは撮影スケジュールが数カ月単位で大幅にずれることも多いため、スケジュールがタイトな日本の俳優ではなかなか参加できないとして、「1年、2年待つっていうことをやらないといけないから、全部を投げ捨てていかないと…」と厳しさを指摘する。


元経産省官僚で慶大大学院教授の岸博幸氏(62)も、「ハリウッドって実はすごい閉ざされた社会なんです。一部の人たちが全部仕切っている社会で、ここに入り込んで評価される、ビジネスやれるって、すごい大変なんです。アジア人がやるのは本当に大変で、その中で入り込んで、作品の内容もすごい、ビジネスとしてもしっかり成功して評価される、って本当に大変」と語った。


2人の話に、山田も「みんな今、言葉を選びながら言ってますけど、本当に(日本人が)入れないんですよ。だから北野武さんは素晴らしいんですよ。武さんだけが日本で入り込んで行っている。無理なところがちょっとある」と話し、真田が2003年の映画「ラストサムライ」で米国に拠点を移してから、20年をかけて努力を実らせたことに、あらためて「偉い!」と称賛していた。

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