バニャイアがスプリントレースで優勝。マルティンとの一騎打ちを制す/第14戦エミリア・ロマーニャGP

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2024年09月21日 22:30  AUTOSPORT web

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フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2024MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGP
 9月21日、MotoGP第14戦エミリア・ロマーニャGPのスプリントレースがミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾った。

 午前中に行われた予選の結果により、ポールポジションはバニャイア、2番グリッドはホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)、3番グリッドはエネア・バスティアニーニ(ドゥカティ・レノボ・チーム)というフロントロウとなった。

 マルク・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)はQ2で転倒を喫して7番手。Q2ダイレクト進出を果たしたファビオ・クアルタラロ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は、9番グリッドに並んだ。

 中上貴晶(イデミツ・ホンダLCR)は20番グリッドからのスタート。また、初日プラクティスを高熱により走らずに終えたアレックス・リンス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチーム)は、体調不良により、エミリア・ロマーニャGPを欠場することとなった。

 スプリントレースは気温23度、路面温度36度のドライコンディションで始まった。素晴らしいスタートを決めたのは2番グリッドのマルティンで、バニャイアが2番手、バスティアニーニが3番手に続き、4番手にはマルク・マルケスが浮上した。

 トップを走るマルティンは、一時、0.4秒ほどの差を築いたが、バニャイアがその差をじりじりと詰める。3番手のバスティアニーニはバニャイアの1.5秒ほど後方を走っており、トップ争いはマルティンとバニャイアにしぼられた。

 8周目、マルティンが13コーナーではらんだ隙を逃さず、バニャイアがオーバーテイク。トップに浮上した。マルティンも食らいつくが、バニャイアはマルティンの接近を許さない。

 バニャイアはトップをキープし、スプリントレースで優勝を飾った。スプリントレースとしては、今季4度目の優勝である。2位はマルティン。3位はバスティアニーニが獲得した。

 マルク・マルケスは序盤にポジションを上げたものの、それ以降は停滞して4位。ドゥカティがトップ4までを占めた。5位にはルーキーのペドロ・アコスタ(レッドブルGASGASテック3)が入った。

 9番手からスタートしたクアルタラロは7位でゴール。中上は19位でレースを終えている。

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