IMSA、優勝した24号車BMWなど7台のGTPカーを技術検査のため押収。第10戦の結果は保留に

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2024年09月23日 12:00  AUTOSPORT web

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第10戦バトル・オン・ザ・ブリックスのポールシッターとなった01号車キャデラックVシリーズ.Rも差し押さえの対象に
 ウェザーテック・スポーツカー選手権を運営するIMSAは、9月22日にインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)で開催された、2024年シーズン第10戦『TireRack.com・バトル・オン・ザ・ブリックス』に参加した11台のGTPカーのうち7台を、追加の技術検査のため押収したことを明らかにした。

 日曜日にシリーズ第10戦/ミシュラン・エンデュランス・カップ第4戦として行われた6時間レースの終了後に発表されたブルテンによると、この技術検査はIMSで23日(月)朝に始まり、翌24日(火)午後まで二日間にわたって実施されるという。

 差し押さえられた7台のマシンの中には日曜のレースで優勝した24号車BMW MハイブリッドV8(BMW MチームRLL)が含まれ、この他の各メーカーからもそれぞれ少なくとも一台のGTPカー(LMDh車両)が検査を受けることとなっている。

 IMSAの声明は次のように述べている。「バトル・オン・ザ・ブリックスの終了後、IMSAは月曜日から火曜日までレース後の延長された技術検査のために、選ばれたGTP車両を押収しました。押収された車両は以下のとおりです」

・24号車BMW MハイブリッドV8
・6号車ポルシェ963、
・85号車ポルシェ963
・40号車アキュラARX-06
・5号車ポルシェ963
・01号車キャデラックVシリーズ.R
・63号車ランボルギーニSC63

「1月のデイトナでのロレックス24終了後のように、IMSAは定期的に延長技術検査を行い、技術的なコンプライアンスを確保するためのデューデリジェンス(適正評価手続き)を実施しています」

「これらの検査が完了するまで、レースの結果は暫定的なものとなります。IMSAは、ファンには緊密で競争力のあるレースを、メーカーと競技者には公平で平等な競争の場を提供することに尽力しています」

 ブルテンによると、延長検査の対象となるのは車体とフロア部品、ブレーキと冷却システム、電子機器、サスペンションなどだ。

 BMWのワン・ツー・フィニッシュで幕を閉じたバトル・オン・ザ・ブリックスの正式結果は、完全な検査プロセスが完了した後に掲載される。

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