【宝塚】来夏退団星組トップ礼真琴24日会見、トップ4人輩出95期首席 来年には武道館公演も

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2024年09月24日 05:01  日刊スポーツ

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星組トップ礼真琴(C)宝塚歌劇団

来年8月10日付での退団を発表した星組トップ礼真琴が24日、大阪市内で退団会見を開く。退団公演は来年4月19日に兵庫・宝塚大劇場で開幕する「阿修羅城の瞳」「エスペラント!」公演。芝居は、劇団☆新感線と宝塚との初コラボレーションの話題作で、同公演の東京宝塚劇場千秋楽をもって退く。


礼は09年初舞台の95期、首席入団。歌、芝居、ダンスと3拍子が高いレベルでそろい、下級生時代から注目を集めた。


13年「ロミオとジュリエット」で新人公演に初主演。劇団100周年幕開け作となった14年「眠らない男・ナポレオン−愛と栄光の涯(はて)に−」でも新人公演に主演、同年末には全国ツアー「風と共に去りぬ」で、男役ながらにヒロインのスカーレットを好演した。


19年10月に星組トップに就き、相手娘役に舞空瞳を迎えた。


前花組トップ柚香光、前月組トップ月城かなと、次期雪組トップに決まっている朝美絢と、ここまでトップ4人を輩出している95期でも、最初にトップに就任。19年10月の就任から退任までの在位は約5年10カ月、本拠地9作で退くが、現5組トップの中でも最長キャリアとなっている。


トップ就任後は、海外ミュージカルや大作の主演も多く、昨年は「1789−バスティーユの恋人たち−」に主演し、同公演終了後には、約2カ月の休養期間を設けた。


復帰作となった今年の正月公演「RRR×TAKA“R”AZUKA〜√Bheem〜」では、人気スター暁千星と超高速ダンスを披露し、話題となった。


22日に現本拠地作「記憶にございません!」「Tiara Azul −Destino−」の宝塚公演千秋楽を迎え、同日に、退団発表をしていたトップ娘役の舞空瞳を本拠地から送り出していた。


今後は同作の東京宝塚劇場公演の開幕を10月19日に控え、その後は来年1月、現役では真矢みき、柚希礼音に続き、現役3人目となる日本武道館公演「ANTHEM−アンセム−」(来年1月18〜21日)も予定されている。

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