横浜流星主演、映画『正体』ヨルシカによる書き下ろし主題歌がエモーショナルに彩る最新予告映像

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2024年09月24日 08:01  ORICON NEWS

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映画『正体』(11月29日公開)(C)2024 映画「正体」製作委員会
 染井為人氏の小説(光文社文庫)を俳優の横浜流星主演、『余命10年』(2022年)、『青春18×2 君へと続く道』(24年)などの藤井道人監督で実写映画化したサスペンスエンタテイメント『正体』(11月29日公開)の主題歌が、ヨルシカの書き下ろし曲「太陽」に決定。主題歌入りの最新予告映像と、主人公・鏑木(横浜)の“5つの顔”にフィーチャーしたポスタービジュアルが解禁となった。

【動画】映画『正体』主題歌入り本予告映像

 予告映像では、殺人事件の容疑者として逮捕され死刑判決を受けるも<ある目的>の為に脱走し、姿や顔を変えながら潜伏している主人公の鏑木が東京、大阪、長野の各地で出会った人々と交流を深めていく様子が描かれている。

 吉岡里帆演じる沙耶香とはフリーライターとして出会い、鏑木が家がないところを助けたことを機に仲を深めやがて彼の無実を信じるようになっていく。森本慎太郎演じる和也とは、大阪で日雇い労働者として共に働き、仕事仲間としての友情を深めていくが、和也は次第に鏑木の正体を疑い始め…。

 そして山田杏奈演じる舞とは、長野の介護施設で共に働き、舞は鏑木への好意をつのらせていく。しかし山田孝之演じる刑事・又貫の捜査網が鏑木に迫り、鏑木を追い詰めた又貫は銃を向けながら「なぜ逃げた?」と問う。その時の鏑木の表情が意味するものとは?彼の「正体」とは?

 主題歌「太陽」を書き下ろしたヨルシカは、コンポーザーのn-bunaと、ボーカルにsuisによるバンド。物語性に富んだ楽曲が特徴的だが、「太陽」も逃亡を続ける鏑木に優しく寄り添うような歌詞となっており、観終わった者の心に作品の持つメッセージを静かに問いかけてくる。

 楽曲についてヨルシカは「太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通項を探すところから制作が始まっています。正体という映画の持つ余韻と調和する仕上がりになっていれば幸いです」とコメント。

 さらに主題歌や予告編について、横浜は「自分も藤井監督も好きなヨルシカさんに引き受けてもらって、この作品のとてもぴったりな、寄り添ってくれる歌を作ってくださって、歌ってくださって本当に感謝しています」とコメント。

 吉岡は「横浜さんが本当に血のにじむような努力をされていたのを思い出しました。ラストカットのあの表情が忘れられず、鮮明に残っています」。森本は「惹きつけられるいい予告でした。(山田)孝之さんの表情が忘れられないですね」。山田杏奈は「鳥肌が立つくらいいい予告でした。ヨルシカさんの優しい歌声と、流星さんのひたすらに走っている絵にグッとくるものがありました」とそれぞれ感想を語っている。

 本作のムビチケオンライン券が今月27日より発売開始となる。

■ヨルシカのコメント(全文)

●本作の主題歌を務めることになったことについて
 他人の作品に関わることの重みをいつも感じています。映画の最後に流れる主題歌は、始まりの一音だけで作品の持つ余韻を消し飛ばしかねないという恐怖があります。この映画の脚本を読んだ時、特にその怖さを感じました。監督との打ち合わせで印象的だったのは「讃美歌」というワードです。受け取ったメッセージを壊さないよう丁寧に作りました。

●主題歌「太陽」にこめた思い
 太陽をモチーフに、陽の光を蝶の羽根に見立てて詩を書きました。今ヨルシカで作りたいものと、映画の共通項を探すところから制作が始まっています。正体という映画の持つ余韻と調和する仕上がりになっていれば幸いです。


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