10月2日にかけて東北日本海側では30℃の所も 3日以降は秋が深まり長袖の出番

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2024年09月24日 16:34  日本気象協会

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日本気象協会

10月2日にかけて東北日本海側では30℃の所も 3日以降は秋が深まり長袖の出番

この先の東北地方は、10月2日(水)にかけて季節外れの暑さとなるでしょう。秋田や山形など最高気温30℃以上の真夏日の所がありそうです。3日(木)以降は秋の空気に入れ替わり、秋らしい体感になる予想です。季節の変わり目で体調を崩しやすい時期です。服装で調節するなど体調管理にご注意ください。



●【前半】東北北部ほど晴れて厳しい暑さ 26日(木)は秋田で真夏日予想


この先1週間、東北北部は大陸育ちの乾いた空気を持つ高気圧に覆われやすく、晴れる日が多いでしょう。一方、東北南部は29日(日)にかけて、秋雨前線や湿った空気の影響で太平洋側を中心に曇りや雨の日が多くなりそうです。なお、太平洋側の海上では26日(木)頃にかけて、うねりを伴った高波に注意が必要です。

今日24日(木)、気象庁は東北地方に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高い見込みです。秋の彼岸が過ぎても東北北部を中心に厳しい暑さが続くでしょう。26日(木)は日本海側でフェーン現象が発生するため、秋田では最高気温30℃以上の真夏日の予想です。からっとした暑さになるものの、熱中症や農作物の管理などに注意が必要です。朝晩の気温は20℃を下回るため、朝晩と日中で気温の変化が大きくなりそうです。服装で調節するなど体調管理にご注意ください。


●【後半】天気ぐずつく 秋らしい体感へ


10月2日(水)以降は晴れマークが減って、曇りや雨マークが目立つようになります。雨の降るタイミングなど、前線の動きなどによっては変わる可能性があります。予報をこまめに確認するようにしてください。

2日(水)は季節外れの暑さで、山形では真夏日の予想です。10月だからと油断せず、万全の熱中症対策を心がけてください。3日(木)以降は秋の空気が優勢となり、極端な暑さはおさまるでしょう。だんだんと秋の足音が聞こえてきそうです。


●衣替えシーズン 10月3日以降は長袖の出番


10月3日(木)以降、最高気温は25℃を下回る所が多いでしょう。日中は長袖シャツを着用する機会が増えそうです。朝晩は涼しくなるため、カーディガンやジャケットなど羽織りものが活躍するでしょう。東北北部の内陸部や山沿いなど冷え込む所もあるため、セーターや薄手のコートも準備しておくと安心です。



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