渋いおじさんになりたい人への「正解ファッション」 第17回 大人の基本! 休日ジャケット着こなしを極めよう

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2024年09月25日 07:21  マイナビニュース

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「年齢とともに、似合う服が変わる」ことは知られていますが、なかでもジャケットは「大人ほど似合う」ともいえる一着。



だからこそ本連載においても何度か扱ってきましたが、いよいよ最終回を迎えるにあたって、あらためて「休日ジャケットの着こなし」についてフォーカスします。



結論から申し上げますと、スーツジャケットやワイシャツに比べ、「生地感」や「つくり」がカジュアルに寄っているため、カジュアルジャケットとシャツの着こなしは、「単にスーツの着こなしを劣化させたスタイル」に見えかねません。



カジュアルジャケットに「襟つきシャツを合わせよう」とする方も多いのですが、その着こなしこそ、実はだらしなく見える原因だったのです!


正解ポイント

・襟シャツ「以外の選択肢」を持とう

・ジーンズ・チノパン「以外の選択肢」を持とう


大人の基本アイテムとして、渋いおじさんに仕上がる「休日ジャケットの最適解」を『男の服選びがわかる本』(池田書店)の著者が解説します。

襟シャツ「以外の選択肢」を持とう



ジャケットを休日に着こなす正解は、ズバリ「スーツを想起させない」着こなし。つまり襟がないインナーを合わせることが、最も簡単な抜け道です。



春夏ならばTシャツやニットTシャツ、秋冬ならばモックネックニットもおすすめ。そして選び方のコツとして大事なポイントは、「首型」と「生地感」を混同させないことでした。



まず首型については、クルーネックとVネックにくわえ、モックネックの存在をお忘れなく。モックネックは、クルーネックとタートルネックの中間くらいに位置する首型のインナーで、ジャケットの襟裏に皮脂がつかないようガードしてくれる首型のもの。

次に生地感を検討します。Tシャツならば、肉厚なストレッチのものを選びますし、ニットはハイゲージと呼ばれる細い糸で編んだものを選びましょう。



多くの男性が、「襟が付いたシャツ」というカタチでジャケットに合うだろうと判断しがちですが、むしろスーツを想起させない着こなしがポイントなのです。



だからこそ襟シャツ以外のジャケットインナーを選択肢に加えましょう。

ジーンズ・チノパン「以外の選択肢」を持とう



カジュアルジャケットに合わせるパンツとして、同じく定番であるジーンズやチノパンを選びがちですが、時代によって定番の印象が変わり、この組み合わせが時代遅れに見えるリスクは知られていません。



ここ数年、休日の定番パンツは「着心地」と「きちんと感」を両立したイージースラックスと言われています。はき心地はジャージーながらも、見た目はスラックスに見えるというパンツです。


「ジャケット=大人」という印象ですが、合わせ方次第では、野暮ったく見えてしまいます。それを回避するためには、定番だからという選び方ではなく、時代に合わせた選択肢を用意すること。



これからもファッション情報をアップグレードしていくことをお忘れなく。いつの日か、あなたにお目にかかることを楽しみにしております。



森井良行 もりいよしゆき(森井良行)

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