日本のZ世代旅行者トレンド。大事なのは「スパや温泉・サウナなどの設備とコスパの良さ」

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2024年09月25日 12:11  マイナビウーマン

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マイナビウーマン

日本のZ世代旅行者トレンド。大事なのは「スパや温泉・サウナなどの設備とコスパの良さ」

世界最大級の宿泊予約サイト「Booking.com」はこのほど、「Z世代の旅行者の最新動向」について発表しました。

同社はこれまで「旅行トレンドに関する調査」「旅行トレンド予測」など、様々な調査結果やデータの分析結果を発表してきました。

今回は、調査対象の年代を1995年から2010年の間に生まれたZ世代に絞って実施。Z世代の旅行者が一人旅に対する抵抗感が少なく、ウェルネスへの関心が高い傾向であること、また予算面ではコストパフォーマンスを重視する傾向が浮き彫りになっています。

■旅行とテクノロジー

Z世代は、旅行のあらゆるタイミングでテクノロジーを活用します。世界の旅行者の40%(日本の旅行者:33%)は「宿泊施設に、ロボットサービスやAI対応のタッチポイントなど、テクノロジーを活用した設備やサービスを求めている」と回答しています。

また、51%(日本の旅行者:29%)が「「観光地」ではなく「人里離れた穴場スポット」に関して、「AIによるオススメを信頼する」と答えています。

■旅行の同伴者/一人旅

Z世代は一人旅をすることにあまり抵抗を感じていないようです。世界の旅行者の43%(日本の旅行者:45%)が「過去6ヶ月間に一人旅をした」と回答。また、63%(日本の旅行者:61%)が「今後12ヶ月以内に一人旅を予定している」と回答しています。

その一方で、58%(日本の旅行者:57%)は「2024年に家族と旅行する可能性が高い」と回答。41%(日本の旅行者:26%)が「パートナーや配偶者と旅行する可能性が高い」と答えています。

また、半数(50%、日本の旅行者:34%)は「旅行のアイデアやインスピレーションを集めるうえで、友人や家族のアドバイスを得ている」と回答しています。

■ウェルネス

Z世代の旅行者にとって、ウェルネスは依然として優先度が高いようです。世界の旅行者の54%(日本の旅行者:45%)が「リラックスする時間を確保することが、旅行の主な動機である」と回答しています。

また、71%(日本の旅行者:65%)が「水の近くにいると、すぐにリラックスした気分になる」と回答しており、32%(日本の旅行者:49%)が「スパや温泉、サウナは宿泊施設で重要な設備である」と答えています。

■目的地と宿泊施設に関する好み

Z世代は、以前滞在した宿泊施設をリピート利用する傾向があるようです。世界の旅行者の68%(日本の旅行者:64%)が「以前滞在を楽しんだ宿泊施設をまた利用しようと思っている」と答えています。

また、旅行予約について、世界の旅行者の63%(日本の旅行者:54%)が「宿泊施設を予約する前にフライトを予約している」と回答しています。

■予算

Z世代の旅行者はコストパフォーマンスも重視しており、約半数(48%、日本の旅行者:53%)が「コストパフォーマンスの良さが、旅行先選びにおいて重要である」と回答しています。

世界の旅行者の59%(日本の旅行者:85%)が「2024年の旅行では、短めの国内旅行(1〜4泊)をする可能性が高い」と答えており、58%(日本の旅行者:47%)が「お金を節約するために、ピークシーズン以外に旅行することが多い」と回答しました。

■旅行のインスピレーション / 動機

Z世代は、旅行のインスピレーションを得るための主な情報源としてソーシャルメディアに頼り、今まで訪れたことがない場所を旅行する動機を得ています。

世界の旅行者の58%(日本の旅行者:36%)が「旅行のアイデアやインスピレーションを集めるための情報源として、ソーシャルメディアを利用している」と回答。また、世界の旅行者の53%(日本の旅行者:61%)が「ドラマや映画で見た食べ物や料理を食べるために、旅行をしたい」と答えています。

(エボル)

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