政府、中国軍の動向警戒=ICBM、日本上空通過なし

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2024年09月25日 17:01  時事通信社

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記者団の取材に応じる木原稔防衛相(中央)=25日午後、さいたま市の陸上自衛隊大宮駐屯地
 政府は25日、中国軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、さらなる軍事活動への警戒監視を強めた。日本上空の飛行や関係船舶の被害は確認されていないが、中国軍は日本周辺での動きを加速させており、政府は意図や今後の動向について分析を急ぐ。

 木原稔防衛相は25日午後、視察先のさいたま市で記者団に「わが国関係船舶への被害に関する情報はない。引き続き中国軍の動向に関する情報収集、分析を続け、警戒監視に万全を期していく」と説明した。

 林芳正官房長官によると、日本政府へのICBM発射の事前連絡はなかった。一方、海上保安庁は23日、中国当局から「宇宙ごみ落下」の予定があると通報を受け、25日午前7時から午後1時までフィリピンのルソン島北西、同島東と南太平洋の3地点に航行警報を発出。ICBMはこのコースを飛行したとみられ、防衛省によると日本上空の通過は確認されていない。 

このニュースに関するつぶやき

  • 野党議員の中国によるミサイル攻撃にどう対応するかの回答がいつミサイル打ちますか?だったよな。彼らの危機管理がいかに低レベルであるかが証明されたわけなんだよな。
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