ジャーナリスト田原総一朗氏(90)が27日深夜、司会を務めるテレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ」に生出演し、地上波ラスト放送で思いを語った。
同番組は今年10月、BS朝日のゴールデンタイムへ移行する。これまでは月末最終金曜の深夜に激論を交わしてきたが、10月からはBS朝日で毎月最終日曜の午後7時からの2時間枠で論戦を展開することになる。
番組の最後、田原氏は「視聴者の皆さん、出演者、スタッフ、本当にありがとうございます」と感謝。そして「無理を言いまして…」と笑みを浮かべた。
さらに「やってるほうは楽しかった。ストレスは全くない」と続けた。
進行の渡辺宜嗣アナウンサーによると、出演者したパネリストの合計人数は6600人だといい、その間、20人の総理大臣の政策と向き合ってきたという。田原氏は「番組で3人の総理クビにしてます」と不敵な笑みを見せた。
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同番組は1987年(昭62)4月にスタート。放送開始から38年目となり、昭和、平成、令和の3時代をまたいできた。放送回数も6月28日放送分まで446回を数える長寿番組となっている。これまで、内閣や安全保障、憲法といった国内政治から、米国、中国、北朝鮮などの国際情勢、宗教、IT、少年犯罪など多岐にわたるテーマを、時代のキーマンたちとともに、熱い議論を展開してきた。
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