Lil かんさい大西風雅、初主演舞台決定 イギリス舞台の音楽劇【姉さんは、暖炉の上の、壺の中】

0

2024年09月28日 13:04  モデルプレス

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

モデルプレス

「姉さんは、暖炉の上の、壺の中—My Sister Lives on the Mantelpiece」ティザー(提供写真)
【モデルプレス=2024/09/28】Lil かんさいの大西風雅が、東京・CBGKシブゲキ!!にて11月21日〜12月1日に上演される音楽劇『姉さんは、暖炉の上の、壺の中—My Sister Lives on the Mantelpiece』にて主演を務めることが決定。舞台初主演となる。

Hey! Say! JUMP知念侑李、Lil かんさい大西風雅との“お揃いパーカー”説に言及

◆大西風雅、初主演舞台決定

英国文学賞のブランフォード・ボウズ賞・ベティ・トラスク賞を受賞し、2017年全国学校図書館協議会・選定図書にも選ばれたアナベル・ピッチャーの名作児童文学『さよなら、スパイダーマン』。2014年文化庁 新進芸術家海外研修制度で1年間のカナダ留学を経た劇団鹿殺しの菜月チョビが、同作品の世界初舞台化を企画、演出。丸尾丸一郎の脚本、大西が舞台初主演の元、同時多発テロ後のイギリスを舞台に瑞々しい音楽劇を届ける。

大西が演じるのは、爆弾テロで姉のローズを失い、バランスの壊れた家族の中で葛藤する少年、ジェイミー。関西ジュニアの注目グループ、Lil かんさいのメンバーとして活躍。今作で舞台初主演を務める。

OFFICE SHIKA PRODUCEとは、歌手・Coccoが初舞台&主演を務めた「ジルゼの事情」を始め、劇団公演とは一線を画し、その時々のテーマに即して突き抜けたクリエイションを求めるカンパニーをその都度立ち上げる創作形態。このたび、菜月が長年愛してきた児童文学作品の中から全ての子供たち、全ての大人の中にいる子供たちに届けたい作品をセレクトし、舞台化するシリーズを立ち上げた劇団鹿殺しの創作活動と並ぶオフィス鹿のライフワークとしてその一歩を踏み出す、「OFFICE SHIKA×児童文学シリーズ」。企画を立ち上げ、演出を務める菜月が携わった作品は、劇団鹿殺し全作品の演出、出演に加え、主な外部作品にABCテレビ「THE GREATEST SHOW-NEN〜銀河鉄道の夜」(出演 Aぇ!group)、歌劇「桜蘭高校ホスト部」演出、大阪市演劇鑑賞会「大阪ドンキホーテ」、舞台「曇天に笑う」、リーディングシアター「アドレナリンの夜」(企画・原作 秋元康/総合演出 堤幸彦)などが挙げられる。

構想5年、菜月が長年愛した名作児童文学作品をセレクトし、子供から大人まで、劇場でしか味わえない体験を届ける新シリーズ。英国ブランフォード・ボウズ賞受賞作品を、丸尾丸一郎脚本、世界的ダンサー大植真太郎を始め、ジャンルレスなキャスト・スタッフで贈る音楽劇となっている。(modelpress編集部)

◆「姉さんは、暖炉の上の、壺の中—My Sister Lives on the Mantelpiece」あらすじ

5年前、ロンドン各地で起きたイスラム過激派による同時多発テロ。ばらばらになったローズの体は、父さんと母さんがばらばらに壺とお墓に入れて、家族もばらばらになった。父さんはお酒ばかりで、母さんは出てって、ローズの双子の姉さん、ジャスと僕と父さんは3人で湖水地方へ引っ越した。母さんが誕生日に送ってくれたスパイダーマンのTシャツを着てヒーローになったって母さんは帰ってこず、父さんは今年もローズの遺灰を海に撒けないでいる。僕ら家族に点数をつけるなら、「優」「良」「可」のどれだろう?

そんな僕を救ってくれたのはイスラム教徒のクラスメイト、スーニャだった。家族の死に打ちひしがれ立ち上がれない両親、自分達の存在も消えてしまったように感じるジャスとジェイミーの姉弟。テロの犯人とされたイスラム教徒に憎悪をつのらせる父に連れられ、引っ越した先の学校でもひとりぼっちだったジェイミーに手を差し伸べてくれたのは、スパイダーガールのように素敵なイスラム教徒の女の子、スーニャだった。

「大人が正しいとは限らない」

【Not Sponsored 記事】

    ニュース設定