「踊る」新作映画『室井慎次』に「現在の日向真奈美(小泉今日子)が現れる」亀山Pが生配信で明かす

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2024年09月29日 00:54  ORICON NEWS

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映画『室井慎次 敗れざる者』、映画『室井慎次 生き続ける者』の公開を記念して生配信「喋る大捜査線」を敢行 (C)2024 フジテレビジョン ビーエスフジ 東宝
 12年ぶりに再始動が話題の「踊るプロジェクト」。映画『室井慎次 敗れざる者』(10月11日公開)、映画『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)の公開を記念して、28日午後9時よりフジテレビ系で映画シリーズ1作目『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年)が放送され、これにあわせてXスペースでは生配信「喋る大捜査線」が行われた。生配信では、亀山千広プロデューサーから「いま現在の日向真奈美が現れます」というサプライズ発表があった。

【動画】踊るプロジェクト『室井慎次』最新劇場予告編

 『THE MOVIE』で初登場したシリーズ最悪の猟奇殺人犯・日向真奈美(小泉今日子)。新作映画には、真奈美の娘、日向杏(福本莉子)が登場することが明らかになっている。

 真奈美は、『THE MOVIE』で猟奇殺人を犯し、自ら湾岸署に出向き、逮捕された。さらに、主人公の刑事・青島俊作(織田裕二)や恩田すみれ(深津絵里)に警視庁副総監誘拐事件を解決するヒントを与えた。次に登場した『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』(2010年)では、囚人の身ながら世間に影響を与え続け、脱獄をするために心酔する若者たちを犯行に走らせた。

 生配信には、亀山プロデューサー、脚本の君塚良一氏、本広克行監督、”踊る”の生みの親とも言える3人が12年ぶりに“公の場”で再集結。故・いかりや長介さんのエピソードや「仲が悪い」とうわさされがちな青島俊作役の織田裕二と室井慎次役の柳葉敏郎の本当の“仲”について言及するなど、約2時間半しゃべり倒した。

 これまでに公開された予告編等で日向真奈美が新作映画のカギを握っていることは間違いない。ハリウッド映画『羊たちの沈黙』(1991年)の影響を多分に感じさせるカリスマ性を持つ真奈美について、本広監督は「『室井慎次 生き続ける者』の中で、(真奈美が人を)洗脳する感じを入れました。過去作でできなかったことにチャレンジしています。これは自分の中でめちゃくちゃうまくいった」と自画自賛。

 この発言を受けて亀山プロデューサーが「僕からのサプライズ発表は、いま現在の日向真奈美の姿を皆さんにもお見せします」と語り、回想シーンだけではない、真奈美の登場シーンがあることをにおわせた。

 また、本作の見どころについて、君塚氏は「スーツを脱いでも室井は室井」「青島との約束」の2つがポイントになっているとコメント。亀山プロデューサーは「肩書がなくても誇りがあれば生きていける、それが体現できる映画になっている」。本広監督は「最後まで油断しない。いまのところいい感じ」とそれぞれアピールしていた。

 生配信では、連続ドラマの収録当時、青島役の織田と室井役の柳葉は「現場でバチバチだった」「青島と室井は水と油。見事にやりあっていた」と、織田も柳葉も役衣装に身を包むと別人のようにキャラクターに入り込むタイプで、真剣にぶつかり合っていたという話でひとしきり盛り上がった。

 亀山プロデューサーは、室井を主人公にした新作映画への出演交渉のため、柳葉のもとに3度出向いたことも明かし、柳葉は織田が了解していることを確認したうえで出演を引き受けたという。柳葉からOKをもらう前に、織田から了承を得ていたことを明かし、「柳葉さんに断られたという報告をしに行く羽目にならなくてよかった」と話していた。

 3人のコメンタリー生配信は、次週10月5日(後9:00〜)にフジテレビ系で放送される『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年)でも行うことが決定している。

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