川原克己、初冠「天竺鼠の川原の」第2期10・2スタートも千鳥大悟から「ちゃんとテレビせい」怒られた

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2024年09月29日 12:30  日刊スポーツ

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テレ玉「天竺鼠の川原の」第2期の1シーン(C)テレ玉

天竺鼠・川原克己(44)初冠レギュラー番組として、テレビ埼玉(テレ玉)で3月27日から全12回、放送された、同局の45周年記念番組「天竺鼠の川原の」第2期が、10月2日午後11時から同局でスタート(水曜午後11時)する。川原は、自由度が高すぎる番組の色を踏まえ「シーズン2を見て、さらに好きになるか、もっと嫌いになるか、どちらかだと思います。好きでも嫌いでもない、という人をつくりません。怖いもの見たさで、見られる人は見てください」とコメント。一方で、同じテレ玉の大人気バラエティー番組「いろはに千鳥」(火曜午後11時)の千鳥・大悟(44)から「ちゃんとテレビせい」と怒られたことも明かした。


「天竺鼠の川原の」は、鹿児島県大崎町出身で埼玉と全く縁のない川原が、同県内外を自由に動き回る街歩きロケバラエティー。第1期では、川原がただ歩くだけの回を放送したり、絵本作家や映画監督、俳優など多方面で才能を発揮する川原自ら執筆した、叙情的な文章が各回の最後で紹介するなど、地上波のテレビ番組のセオリーを完全に無視し、配信企画とも一線を画した、独自性の高いコンテンツを放送し続けた。


川原自身、3月19日に都内で開いた会見で、東秩父村で行った初ロケを振り返り「気づいたら終わっていた…何も覚えていない」と吐露。「特番とか1人のロケは、よくあったんですけど、ゲストやスタジオからツッコミがあった。誰もいない、誰も見ていない、誰もツッコミがない中で、ロケするのが初めて。ツッコミ言うと格好良いけど、注意…ずっと注意されてきた。頑張って楽しくボケてるのに『やめとけ、こいつ』『あかん』と言われ、注意され、萎縮してきた20年。この番組が来て…助かった」となどと、方向性は無限大であることを示唆していた。


第1期、12回を放送していく中で「『街と言う名のキャンバス』を自由自在に動き回る、川原の“足取り”を追う」という、ゆるやかながら1つの方向性はできた。その中で、番組は一部でカルト的な人気を呼び「この番組は一生続いてほしい」「テレビには無限の可能性が秘められていると感じさせる内容」「1番好きな番組」などのコメントが多数寄せられた。


10月2日放送の第2期初回は、第1期12回を踏まえて「第13回の」と題し、飯能市でのロケの模様を放送。同9日放送の「第14回の」では、川原が武州飯能窯で陶芸作品の制作に打ち込む。同15日放送の「第15回の」では、川原が飯能市の豊かな自然に触れる、という、同市ロケ3連発の放送が決まっている。


川原は、テレ玉を通じてコメントを発表した。


−第2期の初回ロケの感想は?


パート1では楽しいことをやらせていただいてほぼ満足なんですけど、もっとしていいよということで。とんでもないことになりましたね。パート1のときにやらせていただいた、30分ただただ歩くだけのやつ。ぶらりロケであれ以上はないんじゃないかと思いましたけど、ロケをしてみて、まだありましたね。楽しいこといっぱいありました。普通の番組だったら全カットですね! それをフルで地上波に出すのが、そう、テレ玉です!


−新シリーズはどんな番組にしたい?


ある程度、こういうのにしたいなっていうのはあるんですけど、とんでもないことが待っているとしか言いようが無いですね。ちょっとね、これがOKならば…テレ玉史上初のとんでもないロケが待っているとしか言いようがないですね。


−これまでの番組の反響は?


いやー、ほんと良かったですよね。良かったのは「埼玉って楽しくて、器が大きくてめっちゃいい人」っていう、埼玉県民の方をリスペクトするコメントが多かったことですね。一方で、芸人さんも見てくれていたんですけど、お世話になっている先輩たちには怒られましたけどね。「ちゃんとせぇよ! せっかくのチャンスなんやからなるべく続けてくれ、あれ終わるぞ」って説教されました。千鳥の大悟さんからも怒られましたね。「ちゃんとテレビせい」と。


各種配信プラットフォームでの見逃し配信も、第1期はTVerだったが、第2期は加えてテレ玉オンデマンド、U−NEXT、FANYチャンネルと拡大。さらに、月額制の「天竺鼠の川原の番組ファンサイト」も10月15日からスタート。第1期全話のアーカイブに加え、放送尺に収まらなかったボケを入れたディレクターズカット版など、スペシャル動画も視聴可能だ。

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