九州 2日から秋雨前線の影響で天気ぐずつく 一時的に気温低下 台風18号の動きは

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2024年10月01日 11:16  日本気象協会

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日本気象協会

九州 2日から秋雨前線の影響で天気ぐずつく 一時的に気温低下 台風18号の動きは

明日2日から来週初めにかけて、九州は秋雨前線や湿った空気の影響で、曇りや雨の日が多くなり、雨量が多くなる所もある見込みです。また、雨の影響で、明日2日から3日(木)を中心に一時的に気温が下がり、九州北部は日中もひんやりするでしょう。大きな気温の変化にお気をつけ下さい。



●今日1日も残暑続く


今日1日の九州は高気圧に覆われ、日中は各地とも晴れて、残暑が続く見込みです。最高気温は32度前後と、8月下旬ごろの暑さでしょう。

また、周辺には台風17号と台風18号の雲があります。台風17号は、この後、日本の東海上を北上し、明日2日は日本の東海上で温帯低気圧に変わる見込みです。また、台風18号は目が鮮明に現れており、発達の最盛期を迎えています。


●台風18号の動き


1日午前9時現在、大型で猛烈な強さの台風18号は、南シナ海をゆっくり西よりに進んでいます。この後、進路を北よりに変え、3日(木)は台湾を横断する見込みです。台湾に上陸した後は、勢力がやや弱まりそうです。その後、4日(金)は先島諸島付近に接近し、5日(土)から6日(日)は進路は北西に変えて、大陸方面へ向かう見込みです。台風18号は上空の偏西風に乗り切れず、東シナ海南部付近で速度が遅く複雑な動きになりそうです。

現時点では、九州への直接の影響はない見込みですが、九州南部の海上は台風からのうねりが入りやすく、高波にご注意下さい。


●2日から秋雨前線南下


明日2日から3日(木)は秋雨前線が九州北部付近へ南下し、4日(金)も前線が対馬海峡付近に停滞するでしょう。前線に向かって一部台風18号周辺の湿った空気も流れ込み、前線の活動がやや活発になる可能性もあります。

九州は、明日2日から3日(木)を中心に各地で雨が降り、雨量が多くなる所がある見込みです。来週初めにかけて前線や湿った空気の影響を受けやすく、大気の状態が不安定です。

また、明日2日から3日(木)は雨の影響で、九州北部は大幅に気温が下がります。九州北部は最高気温が22度前後と、日中もひんやりする所があるでしょう。週末から来週初めは蒸し暑くなり、真夏日になる所があるなど、この先は気温の変化が大きくなりますので、服装や体調管理にお気をつけ下さい。



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