ロイヤルズ、連夜の1点差勝利でディビジョンシリーズ進出 首位打者ウィットJr.が2戦連続の決勝打

1

2024年10月03日 08:51  ベースボールキング

  • 限定公開( 1 )

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ベースボールキング

決勝打を放ったボビー・ウィットJr.
● オリオールズ 1−2 ロイヤルズ ○
<現地時間10月2日 オリオールパーク・アット・カムデンヤーズ>

 カンザスシティ・ロイヤルズがワイルドカード1番手のオリオールズに2試合連続で1点差勝利。敵地2連勝でディビジョンシリーズ進出を決めた。

 初戦を制したロイヤルズは初回、先頭打者マイケル・マッシーの二塁打から一死三塁と早速チャンスを作り、3番ビニー・パスクァンティーノの適時打で先制。8月末に骨折を負い、ポストシーズンで約1ヶ月ぶり復帰を果たした主砲の一打で幸先良く1点をリードした。

 今季16勝のベテラン右腕セス・ルーゴは4回まで無失点に抑えるも、5回裏の先頭打者ムリンスに同点のソロ本塁打を被弾。さらに無死満塁のピンチを招いたが、3番サンタンダーを一飛に打ち取って降板すると、2番手左腕アンヘル・セルパが4番カウザーを空振り三振、5番ラッチマンを遊ゴロに仕留めて火消し成功。同点で踏みとどまった。

 直後の6回表、二死一、三塁の好機を迎えると、2番ボビー・ウィットJr.が5番手右腕カノから二遊間深くへ打球を運び、2戦連続となる決勝適時打。この1点をリリーフ4投手で守り、最終回は守護神ルーカス・エルセグが2戦連続セーブ。レギュラーシーズンでリーグ2位の得点数を記録した強力オリオールズ打線を2戦18イニングでわずか1点に封じ込んだ。

 次ラウンドはア・リーグ最高勝率の東地区王者ヤンキースと対戦。ワールドシリーズ制覇を果たした2015年以来となるディビジョンシリーズは日本時間10月6日、敵地ニューヨークで開幕する。

    ランキングスポーツ

    前日のランキングへ

    ニュース設定