カタイアイスもスパスパ切れる……!? “意外な素材”で氷を切る衝撃実験に反響続々 「これはすごい!」「知らなかった」

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2024年10月03日 10:23  ねとらぼ

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ねとらぼ

手で当てるだけで氷が切れる……?

 産業技術総合研究所(以下、産総研)が、薄い人工ダイヤモンドを使って氷をスパッと切る動画をX(Twitter)で公開。さまざまな可能性を感じる衝撃の光景に、驚きや興奮の声が寄せられています。


【動画】衝撃的な“ダイヤで氷を切る”様子


 こちらの動画は、ダイヤモンドがもつ「銅よりも優れた熱伝導率の高さ」を示すもの。厚さが約1ミリしかない人工ダイヤモンド基板を使ってカチカチの氷を切っていきます。


 手に持ったダイヤモンド基板を押し当てるだけで、氷に人工ダイヤモンドがゆっくり沈んでいく様子は衝撃的。熱伝導率は「銅の約5倍」とのことで、指の温度がダイヤモンドを通じてダイレクトに氷に伝わり、このように分厚い氷も切れるようです。逆に指先にも氷の冷たさがぐんと伝わってくるそうで、どんな感じか気になる……!


 Xでは「めっちゃ面白い!!!」「これはすごい!」「知らなんだ」と驚きの声が。「ダイヤモンドそんなに熱伝導率いいのか」「これで新幹線のアイスや、あずきバーと対決してもらいたいw」「ということは、ダイヤモンドでヒートシンクを作れば機器の冷却効率も良い??」などさまざまな反応が寄せられています。


 「やりたい!」といった声も上がっていますが、上記の実験は10月5日に産総研つくばセンター(茨城県つくば市)で開催される一般公開イベント「産総研特別公開2024」で実際に体験できるとのこと。


 ダイヤモンドを扱うブースでは、ほかにも「『ダイヤモンドLED』は紫外線で大腸菌を殺菌し、ダイヤモンド量子センサーなら磁場や温度の変化も見れちゃう!」といった見どころが紹介されており、「ダイヤモンド半導体デバイス」の研究者・牧野俊晴さんにも会えるとしています。科学の可能性しか感じないワードがたくさん……!


 「産総研特別公開2024」の対象は中学生以上で、参加には事前登録が必要です。詳しくは特設サイトおよび産総研の公式Xアカウント(@AIST_JP)をチェックしましょう。


画像は産業技術総合研究所の公式Xアカウントより引用


(C)国立研究開発法人産業技術総合研究所



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