反町隆史、杉野遥亮がフジ「オクラ」でW主演 反町「『相棒』で学んだことを伝えていきたい」

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2024年10月03日 13:29  日刊スポーツ

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フジテレビ系連続ドラマ「オクラ〜迷宮入り事件捜査〜」の制作発表にしゅせきした、前列左から観月ありさ、反町隆史、杉野遥亮、白石麻衣、平山佑介、うがじつよし、橋本じゅん、青木さやか、前田王志郎

俳優反町隆史(50)と杉野遥亮(29)がダブル主演するフジテレビ系連続ドラマ「オクラ〜迷宮入り事件捜査〜」(8日開始、火曜午後9時、初回15分拡大)の制作発表が3日、都内で行われた。


通称「オクラ」。お蔵入りしてしまった未解決事件を扱い“刑事の墓場”と呼ばれる、警視庁捜査1課特命捜査情報管理室。そこに追いやられた人情厚い昭和の刑事・飛鷹千寿(反町)と、クールな令和の刑事・不破利己(杉野)が事件解決を目指す。


反町は「すごく盛りだくさんなので、どうなるかやってみないところがあったけど、素晴らしいキャストと監督でうまくまとまったかなと思う」。同局制作の連ドラ出演は、2004年(平16)の「ワンダフルライフ」以来20年ぶり。「フジテレビは久々で、ここ10年くらい(テレビ朝日系)『相棒』をやっていました。そこで、学びながら刑事物のドラマ作っていました。先輩から受け継いだことを、少しでも形にしながら伝えていけたら」と話した。


収録は杉野が反町に手錠を掛けるシーンから始まった。杉野は「初めてだったので緊張もしますし、慣れてない中で手錠を掛けるのはいやだなと思いながらやりました。テスト含めて20回くらいやったんですが、気が付いたら反町さんの腕が跡だらけになっていました。黙ってくれてて優しいんだなと思いました。ドキドキとか高揚感が、画面を通して伝わったらいいなと思っています」と振り返った。反町は「本物の鉄の手錠なので、結構痛いんです」と笑った。


元ヤンキーの刑事・結城倫子役の白石麻衣(32)は「言葉が乱暴だったりするけど、仕事には真面目で真っすぐなんです。インターネットで『元ヤン 女性』で検索して役作りをしました」と話した。


フジテレビの火曜午後9時枠の連続ドラマは、15年1月期の「ゴーストライター」以来、9年9カ月ぶりの復活。反町の元妻で科学捜査研究所の医師・井伏愁役の観月ありさ(47)にとって、96、97、00、02年に放送された代表作の同局系連続ドラマ「ナースのお仕事」シリーズの枠。「ものすごく思い入れのある枠ですので、張り切っています。スタッフが若返っていて、女性が現場に多くなっているのという印象を改めて受けました」。反町とは初共演になるが「同じ時代を戦ってきたよねと、共感するものがある」と話した。


オクラを見下す捜査一課長・加勢英雄役の中村俊介(49)は、15年ぶりの観月との共演に「いつも恋仲になりそうで、ならない役ばっかりだった。今回は、ワンチャンありそうだなと思う」。観月は「なったらいいと思う」と笑顔を見せた。


他に宇梶剛、青木さやか、橋本じゅん、前田旺志郎が出席。脚本は「電車男」「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」の武藤将吾氏。

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