役所広司、主演映画「八犬伝」ジャパンプレミアで晴れ男ぶり発揮「素晴らしい作品ができた」

役所広司（68）内野聖陽（56）土屋太鳳（29）が3日、東京・COREDO室町で行われた映画「八犬伝」（曽利文彦監智）ジャパンプレミアに出席した。

それぞれ順番に車から降りてレッドカーペットに登場。にこやかにファンに手を振り、写真撮影やサインにも応じた。

現場では直前まで小雨が降っていたが、登壇時はやんでおり、主演で滝沢馬琴役の役所は「晴れ男です。なので何とか天気がもったのだと思います」と笑顔。「撮影から2年もたっていますが、その間に監督が仕上げ作業を丁寧にしてくれて、素晴らしい作品ができています。ぜひ映画館の大音量、大スクリーンで見てください」とあいさつした。

馬琴作品の挿絵を何度も描く葛飾北斎役の内野は「馬琴さんの絵を描きながらどこか意地悪な北斎さんを演じています。どうぞ公開を楽しみにしておいてください」と呼びかけた。

土屋は「時代を超えて愛された物語と最新技術のマリアージュで生まれた刺激的な作品です。馬琴さん、そして北斎さんも通ったであろう日本橋で、江戸時代から変わらない空の下で、幸せに思います。皆さんと一緒にしっかりかみしめたいと思います」と語った。

映画は10月25日から公開。イベントには渡邊圭祐（30）、鈴木仁（25）、板垣李光人（22）、水上恒司（25）、松岡広大（27）、佳久創（33）、藤岡真威人（20）、上杉柊平（32）、河合優実（23）、栗山千明（39）、磯村勇斗（32）、黒木華（34）、寺島しのぶ（51）も登壇した。