「なぁぜなぁぜ」生みの親・桃園ありさが目指す“ちょうどいい可愛さ”とは?人気キャバ嬢の処世術「どうしたら相手の記憶に残せるか…」<モデルプレスインタビュー>

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2024年10月04日 18:04  モデルプレス

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桃園ありさ(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/10/04】「なぁぜなぁぜ」の”生みの親”として、TikTokを始めて数カ月でSNSトレンドを牽引した桃園ありさ。「FABRIC LOUNGE ROPPONGI 7」に在籍するキャバ嬢ながら、天性の愛嬌を活かしSNSで存在感を発揮する彼女の魅力に、インタビューで迫った。SNSと上手く向き合うコツや、ストレスを抱え込まずに生きる処世術、人の心を掴んできた秘訣とは―?

【写真】人の心を掴む、桃園ありさの”ちょうどいい可愛さ”

■奨学金返済のため、キャバ嬢の道へ

― まずは、キャバ嬢として働き始めるまでの経緯を教えていただけますか?

ありさ:昔からヘアアレンジやメイクが好きで、将来はヘアメイクアップアーティストになりたかったんです。そのためには美容師を経験する必要があったので、美容学校卒業後はヘアサロンに就職しました。美容学校には奨学金を借りて通っていたので、返済のためにキャバ嬢を始めたのがきっかけです。

― そこからこの仕事1本にしようと思ったきっかけは?

ありさ:美容師を辞めてからは、返済のためにキャバ嬢を続けていたんですが、完済後も特にやりたいことがなかったので、そのまま続けて今に至ります(笑)。始めた頃は、大人の男性と何を話したらいいんだろうって緊張や不安もありましたが、人と話すことに苦手意識もなかったですし、すぐに慣れましたね。周りのお姉様方の接客を見て学んだり、美容法を聞いたりして、ただ圧倒される日々でした。

― そうだったんですね。人生のターニングポイントとなった出来事をあげるとしたら?

ありさ:今27歳なんですけど、今ここにいられるのも「ファブリックで働かない?」ってお誘いがあったからこそ。以前はメディア露出やSNSもほとんどしてなかったんですが、TikTokも始めて、メディアに出させていただく機会も増えました。その一言で人生が変わったなと思います。

― 今のご自身の姿は想像していましたか?

ありさ:いえ、全然できてなかったですね。お店にたくさんの女のコがいる中で、どうやって黒服さんやお客様に覚えてもらえるか、どうしたら相手の記憶に残せるかをずっと考えていました。そのためには、まずはお客様をお店に呼んだり、売上を出さなきゃいけないなと思って、LINEの中にいるお客様全員に連絡したんです。あまり連絡を取ってない方にも、こういうお店がオープンするっていうことをお伝えしたくて。

― 地道にお声がけしたんですね。

ありさ:そういえばあのコから連絡あったなって、来店のきっかけになったらいいなって。移籍してから初めて指名してくれる方もいらっしゃったので、頑張ってよかったなと思います。

■無縁だったSNSの世界 一躍注目の的に― 「なぁぜなぁぜ」で知名度も高まり、今ではTikTokきっかけでご来店される方も。

ありさ:最近はSNSがきっかけで来店してくださる方も、すごく多いですね。TikTokを始めた時は、ネタ系だったんですよ。清純派というか、キャバ嬢っぽさを出してなかったんです。だから、今でもそのイメージのままの方がたまにいらっしゃいます(笑)。

― SNSがご自身に与えた影響はありましたか?反響への率直な思いや、SNSとの上手な向き合い方もお聞かせください。

ありさ:最初の頃は、アンチコメントを見ては落ち込んでいました。図星だったり、自分も気になっている部分を指摘されると、心に刺さるというか。でも今は一意見として捉えるようにしています。メイクや服は、いただいた意見を参考にすることもありますね。

― どうやって吹っ切れるように?

ありさ:慣れですね、本当に(笑)。今、街中で声かけられたり、地方でも知ってくださる方がいるのはSNSのおかげですし、いいこともたくさんありました。女性のお客様もお店に来ていただけたりするんですよ。「会えた」って喜んでくださる反応を見るとすごく嬉しいですね。

― SNSで見ていた憧れの人に会えるんですもんね。やはりお客様の存在がお仕事のやりがいですか?

ありさ:はい。「ありさちゃんに会えてよかった」と言葉をいただいたり、仕事のモチベーションにしていただけるのは嬉しいです。たくさんのお客様が来店してくださると、求められているんだなと感じられますし、自分も楽しく過ごせていると、この仕事が合っているなって感じます。

悩みもほとんどないですね。新人の時はお客様の言動を真に受けて悩んだこともありましたが、嫌だなと思うことはきちんと言うようにしたら悩むこともなくなりました。

― 仕事をする上で特に心がけていることがあればお聞かせください。

ありさ:清潔感と男性ウケですね。髪を綺麗に保ったり、手先や肌はこまめにケアしています。男性は揺れるものが好きだとよく聞くので、ネックレスやピアスは揺れるデザインにしたり。あとはすっぴん好きな方が意外と多いので、お客様と外で会う時は薄メイクが多くて、お店でちょっとメイクチェンジしたりしますね。

■“ちょうどいい可愛さ”をあえて意識― 相手の心を掴むためのテクニックも気になりますが、他の職業でも参考になりそうなことはありますか?

ありさ:“ちょうどいい可愛さ”でしょうか。「ありさちゃんって特別キレイなわけでも可愛いわけでもないけど、ちょうどいい」って言われるんです。ちょうどいいって何だろうなと思いつつも(笑)、その加減は意識しています。あとは愛嬌。嫌なことされても、可愛く断ったら、相手も嫌な感じはしないと思うので。

― その“ちょうどよさ”が、親しみやすさや愛嬌にもつながっている気がします。ありささんの愛嬌は、もともとの性格?それとも身についていったものでしょうか?

ありさ:どうなんでしょう…。でも昔から天真爛漫で「無邪気だよね」と言われるので、もともとの性格でもあるし、仕事上で身についていったものも絶対あると思います。

― 上品さを感じさせる振舞いや礼儀なども?

ありさ:きちんと見えるのなら、それは見た目だけかも(笑)。ただ、分からないことは年上の方に聞くようにしていますね。自分の担当の黒服さんとか。「こう言いたいんだけど、失礼のないような感じで伝えたい」って。私よりも倍生きているような社会人経験が長い方が近くにいたので、礼儀は教えてもらいました。誰に会っても失礼のないような振舞いは心がけています。

■−5キロのダイエット成功!スタイルキープ術

― では、最近ダイエットに成功されたというありささんのスタイルキープ術を教えてください。

ありさ:私は食欲が旺盛なので、食欲を抑えられる医療ダイエットの力を借りつつ、週4でジムに行ってトレーニングしていました。足、お尻、上半身とパーツで分けて全身を鍛えて、有酸素は週2回。今では仕事前のルーティンになっています。

― 自分で計画したら続けられるタイプですか?

ありさ:夏までに痩せたいって思いで頑張りました(笑)。体重を記録するレコーディングダイエットも一緒にやっていて、増えた時は目視で分かるので、減った時しか記録しなかったんです(笑)。でも、そのおかげで右肩下がりになった記録になるので、モチベーションになった気がします。数カ月で5キロぐらい痩せたんですが、落ちすぎたので少し戻しました。

― −5キロはすごいです!

ありさ:今までダイエットに成功したことなかったんですが、動画だと1キロ増えるだけで分かっちゃうんです。人に見られることがいい刺激になっているのかもしれません。

■桃園ありさのあかぬけ方法ベスト3

― 女性読者の中には、あかぬけたいと思っている人がたくさんいます。今の輝くありささんになるまでに取り入れてきた「あかぬけた方法ベスト3」を教えてください。

「あかぬけた方法ベスト3」
ベスト1:ダイエット
ベスト2:骨格&パーソナルカラー診断
ベスト3:アートメイク

ありさ:1つ目はダイエットです。なりたいイメージがあるなら、その体型に近づくことが1番の整形になると思っています。自分の自信にもつながりますし、印象まで変えてくれる気がします。

2つ目は、自分の骨格タイプやパーソナルカラーを知ること。私は好きな色が自分のパーソナルカラーだったんですが、その色だと実際に褒められるんです。ちょっとした違いですが、着やせして見えたり、顔色がよく見えたり、全然変わると思います。1番自分の魅力を引き出せるデザインを知っていれば、着飾らなくてもあかぬけることができるはず。

3つ目はアートメイクですね。眉毛で顔の8割の印象が決まると言われるので、私は眉にアートメイクをしています。すっぴんでも可愛いっていうのを目標にしていて、ノーメイクでも違和感のないデザインにしています。

― 朝起きて、すっぴんの状態から顔ができているとテンションも変わりますか?

ありさ:変わります(笑)。メイクは好きですが、朝のメイク時間はできるだけ短くしたい。朝がすごく楽になりますし、アートメイク自体は数年で消えるものなので、流行に合わせて違う形に変えられるのもいいところ。

■桃園ありさの挫折の乗り越えた方法

― では、人生で経験した辛かった経験と、克服方法を教えてください。

ありさ:辛いことも人生経験かなと思って、過ごすようにしています。自分ではどうにもならない時ってあるじゃないですか。だから乗り越えるしかないって、自分に言い聞かせるんです。友達に相談したり、信用できる方に甘えるのもすごく大事だなと思います。

― 人生経験だと思えるのは、達観していますね…。これまでの人生、あまり波はなかったんでしょうか?

ありさ:そう思うと、そこまで大きな出来事はなかったかもしれないです。周りからしたら大きいことでも、私からしたら小さいことだったり。もちろんストレスを感じることはあります。でもお酒を飲むと、別世界にいける感覚があるので、お仕事で楽しくお酒を飲んでいたら悩みは忘れていたりします(笑)。お客様に悩みを相談したり、めちゃくちゃ落ち込んでいるふりをしたりもしますが、表に出さないようにはしますね。

― うまく感情をコントロールされているんですね。今悩んでいて前を向けない方に、アドバイスするとしたら?

ありさ:くよくよしている時って、たぶん自己肯定感が下がっている時だと思うんです。SNSはいい方向にでも悪い方向にでも作用するので、そういう時はインスタを開かない。キラキラしている人しかいないですし、それは一部だぞって自分に言い聞かせています(笑)。人と比べてしまいそうになる時は、スマホを伏せて、自分と向き合う時間を作るようにしていますね。

■桃園ありさの夢を叶える秘訣

― モデルプレス読者で今夢を追いかけている読者がたくさんいます。ありささんの夢を叶える秘訣を教えてください。

ありさ:目の前に用意されたことを、コツコツとやることかな。ひとつずつ積み重ねてきたことで、思っても見なかった場所に辿り着けることもある。10年後の自分が何しているか、まだ将来は模索中ですが、目の前のことをやるのみです。

■桃園ありさにさらに迫る5つのテーマ

<その1:メイク>
今日はブルべの透明感を出したくて、ピンクメイクでふわっとした感じに。普段からアイシャドウとチークなど、色味のトーンは統一させています。眉マスカラはヘビーローテーションがお気に入り。

<その2:ファッション>
キレイ系のお洋服の時はそのまま出勤できたりするので、クローゼットに数着用意しています。今日はアナウンサー系を意識しました(笑)。完全にオフの日は、スニーカーにジャージとか、結構スポーティーです。

<その3:美容法>
健康には気を遣っていて、添加物やグルテンは控えて、加工肉は避けるようにしています。元々パンをあまり食べないので、気づいたらグルテンフリーだったんですが(笑)、だったら極めようと思って。

脂質の多い食事は肌が荒れたり、油っぽさを感じたりするので、ローファットの食事は意識しています。低温調理器は下味つけて入れておくだけ完成するので、ダイエット中の方にもオススメです!

<その4:会話術>
なぁぜなぁぜ星人になります(笑)。「週末どこどこに行くんだよね」って言われたら、「なんでそこに行きたくなったの?」って。その人のことが知りたくて、なんでその行動に至ったのかを聞いちゃいます。相手に興味を持っていることが伝わりますし、よく知らない分野でもどんどん質問していったら、私も詳しくなれる。そして自分の話かのように話すっていう(笑)。知的でありたいというのもありますが、好奇心旺盛なんだと思います。

<その5:サウナオタク>
週に1〜2回はサウナに行っていて、今日もトレーニング後に行ってきました。顔から汗をかく機会もあまりないですし、代謝が良くなって肌がキレイになる気がします。行くサウナによって温度も湿度も全然違いますが、サウナは5〜7分くらいで、水風呂は大体2分。野外にあるサウナにも行ったりしますね。水風呂がわりに雪にダイブするのも気持ちがよかったです!

27歳とは思えない程、落ち着いた振る舞いでインタビューに応じたありさ。華やかな世界に身を置きながらも、自分がやるべきことに忠実に、コツコツと種をまいたことで、大きな花を咲かせてきた。TikTokでチャンスを掴んだ彼女の、しなやかに生きる姿にこれからも注目していきたい。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

このニュースに関するつぶやき

  • 作った顔見せられてもね…すっぴんはどんな面してんだ?てか、キャバ嬢てことは頂き女子やホストと同類だよね???
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