関西弁を使いこなすアメリカ人とアプリでマッチング 彼からの言葉に大揉め、そして大号泣

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2024年10月05日 18:00  Sirabee

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Sirabee

(©ニュースサイトしらべぇ)

ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。

カジュアルなマッチングアプリBを使ってマッチングしたのはパキスタン人。ビデオ通話では「ハグとかぁ、キスとかしたいかなぁ」と15分間言われただけでした。

普通にデートしてくれる外国人はいないのか。残念に思っていたら、日本語はローマ字ではなく漢字まで書けるアメリカ人とマッチング。最初は意気投合していたのに、まさかの展開に…。

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■アメリカ人登場

「こんにちは! まほさん、よろしくお願いします」「日本語、英語、関西弁のトリリンガルでっせ!」と陽気なアメリカ人とマッチングし、メッセージが来てやりとりがスタートしました。

ほぼ毎日、彼とのやりとりは続きました。趣味や仕事の話など、会話はほぼ日本人と変わらない。日本語が上手な外国人って素敵。ニュアンスが上手く伝わらなかったときのもどかしさはないし、こんなに難しい日本語を使いこなせてるということは非常に優秀なんだなと思うと、単純な私はまたテンションが上がるのでした。

マッチングして5日間が経ちました。もともとアプリでのメッセージは不毛という考えをもっている私はさっさと会いたくなってくる。会ったほうが相手のことがわかるから。さらにせっかちな性格なので「近々、会いませんか?」と送ると、悪いほうに流れが変わりました。

「なんかなぁ、マッチングアプリっていいひといないやん?」「ってか、ほんまに会えんのー? っていつも思うねん」「ろくなやつおらん」。急にマッチングアプリに対してのネガティブ発言。どうしたんだろう?

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■悪い予感

彼の言葉にちょっとムッとした私は「いますよ、私、たくさんお会いしましたもん」と返信。すると「それは、女やからね」。なんだか言い方悪いけど、マッチングアプリで奢るだけ奢ってブロックされた、女はいいよなとブーブー言う非モテ男子って感じ…せっかく素敵な外国人だと思ってたのに…と、日本語が上手なアメリカ人ってだけで期待した私も私ですが、彼が悪口を言うので、こっちも伝染してくる。

「まほって、なにしてるひとなん?」と質問がきていました。そういえば、まだ芸人と言っていませんでした。メッセージの段階で言うのは気がひけたし、悪い予感しかしませんでしたが「芸人をやってる」と伝えました。「芸人? まじで? すごいじゃん」と、このときまでは反応が良かったのですが、ここから数日間、メッセージが来なくなりました。

さすがに毎日やりとりしていた人から来なくなると、気になるものです。駆け引きされてる? 1週間も来ていない。「こんばんは、あれからお元気ですか?」自分から送ってしまいました。すると、このメッセージも返ってきませんでした。駆け引きではなく、イヤになったんだなと察し、もういいやと切り替えました。そう、マッチングアプリってもともとこんなもの。

そしてこのあと、チョコザップで号泣事件が起こりました。

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■怒られてる?

この日は、チョコザップに行きトレーニングをしたあと、なんとなくマッチングアプリBを開いてみました。すると、メッセージが来ていました。あ! あのアメリカ人だ! 忘れてたのに急になんだろう。開くとこう来ていました。

「めっちゃモノマネとかしとるやん、めっちゃ芸人やん」。あぁ、調べたんだ。アプリ登録名はMahoだけでもこれだけ日本語を理解できていて、漢字もできたら、私について調べることはできるのか。「そうなんです」と返信していると「めっちゃネタにしとるやん」「やばいやろ、こんなにネタにされるん」。

なんか、怒ってる…? 責められているように感じた私は「たしかにネタにしているといえばそうなりますが、体験談を話したり書いてるだけで個人は特定されないようにしていますし、お会いした男性からもやめるように言われたことは一度もありません」と返信。

これに彼は「そうじゃなくてww」「俺らと目的ちがうやんww」「完全にネタでやってるやんww」「怖いやろ、そんなやつに会うのww」。いつかは言われるとは思っていたので、仕方ない。やっぱり前回からの否定的な発言でもう終わりにすればよかったと反省し「そう思われるのは仕方ないですね、でも私は真剣な出会いを求めています、不快でしたらすみませんでした、失礼します」と、自分としても満点の返信をしたつもりでした。が、許してはくれませんでした。

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■チョコザップで号泣

「どこが真剣やねんwwこれで、恋とか愛とか言われても」「愛を探されてもww」。まだ続く攻撃に、私もさすがに苛立ってきました。そのエセっぽい関西弁と、急に使い出した「ww」にも。そして、またメッセージで大反論。大喧嘩となってしまったのです…。

「あなたはどこまで私のことを知ってるんですか? 私は、マッチングアプリで出会った人たちに感謝していますし、素敵な人たちばかりでした。それに、1人真剣交際しています。別れてしまいましたが、本当に真剣に愛していました。それは私たちにしかわからないことです」

文字を打ちながら、涙が止まらなくなってしまいました。そう、私は、たしかにマッチングアプリをネタにしていた。でも、確実に真剣に好きになった人がいた。

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■悔しさが止まらない

まだ収まらない私は、これも送信してしまいました。

「決めつけが酷いです、良い人がいないとマッチングアプリのせいにしていますが、あなたのせいなのでは? 良い人に出会えないのは、あなたに問題があるのでは?

一度立ち止まって考えてみたらどうでしょうか? そんなに文句言うならアプリ辞めたらどうですか? さようなら、フォーエバー」

また言い過ぎてしまった…。ただ、涙が止まらない。悔しいのと、復縁ができなかったことをまた思い出して。こんなにも言われなきゃダメですか? 今まで男性たちを傷つけてきたと、バチが当たってる? チョコザップで号泣。

もうマッチングアプリもそろそろ潮時かなと感じていました。アプリのことを仕事にすればするほど、理解してくれる人は限られてくるかもしれない…。こんなふうになるなら、もうカジュアル男性たちのほうがいい。彼らは寝ることしか考えてないし、モテたいから優しいし、奢ってくれるし…と、また間違った方向にいきそうになる。結局、私はなにがしたいんだろう。

…と、だいぶメンタルが落ちましたが、3日も経てばすぐ回復する私。今度は、心優しいイケメン、インド人とマッチング。そして、会うことにも成功! ですが、なんだか…スピってる?! スピってるとは、スピリチュアルです。続く!

◆こいでまほ

太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。

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(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)
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